むなかた模型作品展示会

「好き」ってすごい。むなかた模型作品展示会。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

「好き」ってすごい!を毎回感じる
『むなかた模型作品展示会』。

今年も開催されました。4年前に宗像市役所の熱い職員さん、実行委員会ボランティアの皆さんが作り上げた「宗像育ち」のイベント。山梨市役所の職員さんがスタートした山梨市の模型イベントの手法を基盤とし、NPO法人明石プラモデル甲子園プロジェクトの方々の力強いサポートを得て、しっかりと宗像地域に根付いたイベントに育ってきているのを感じます。

ほんとうに、この方々の熱意はなんだろう!?と毎回感心してしまうのですが、理屈ではなく面白い楽しいイベント。ボランティア(という言葉さえ憚られるほどのボランタリー精神)と、心意気を感じる各社の協賛で成り立たせてしまう素晴らしさ。来場者数・出展者数が年々増えて、熱気を増していく様は、初回から知っているものとしては、ほんとうに嬉しく、皆さんの心意気に頭の下がる思いです。

好きなこと、面白いことを通して、自然体で地域を盛り上げていく。「世代間交流」とか「コミュニティの活性化」とか「地域貢献」とか、頭でっかちな言葉や理論やそのための制度は、むなかた模型作品展示会の運営にかかわっている方々の前では不要であり不毛であることを、このイベントの度に実感します。

そんな粋な皆さんが一堂に会する、花祭窯での懇親会。皆さんにお会いして、いろんな話を聞くことが、毎年の愉しみになっています。今年もご当地宗像はもちろん、山梨、明石から、年齢性別を超えて総勢25名!?ほどが集まってくださいました。

自分の好きなこと、自分が面白いと思うことを突き進めていくエネルギーのすごさを、今年も大笑いしながら実感しました。今年も来てくださってありがとうございました!また来年も心より楽しみにしています。

 

 

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。