「個をあるがままに生かす」大沢武志

仕事の考え方の根っこにあるもの。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

仕事の考え方の根っこにあるもの。

週末は、わたしに社会人としての基礎をたたき込んでくれた会社のパーティーに参加してきました。勤務していたのは、新卒からたったの4年余り。けれど、この間にわたしが学び、得たものはとてつもなく大きく、今尚たいせつな宝物です。

わたしが大沢さん率いる人事測定研究所(現・リクルートマネジメントソリューションズ) に入社したのは1992年。オープニングで、今は亡き創業者の、折々でのスピーチを振り返る映像が流れました。その言葉の一つ一つを反芻しながら、自分の「仕事」や「経営」に対する考え方、「人」に対する考え方の根っこに、信念がしっかりと刷り込まれていることを最確認。

130名を超える方々が、全国から集まっていました。人として尊敬を寄せてきた上司、先輩、同僚、後輩たちと顔を合わせるのは、やはり嬉しいものです。公平であり、自由であり、尊重され、任され、だからこそ厳しいなかで、一緒に仕事をしてきた仲間。新卒で入った会社がここでよかったと、あらためて思いました。そういう場所があるというのは、とても幸せなことですね。

写真は、その創業者・大沢さんが著した本。あらためて読み直すことにいたします。

読書『経営者の条件』(岩波新書)大沢武志著

読書『個をあるがままに生かす 心理学的経営』PHP研究所 大沢武志著

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。