福津市郷育講座「情報活用☆超入門」

情報活用☆超入門@郷育カレッジ

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

情報活用☆超入門@郷育カレッジ

花祭窯のある福津市には、市民のための生涯学習の仕組み「郷育カレッジ」があります。

「情報活用☆超入門~スマホから人工知能まで~」に参加してきました。

講師は福岡女子大学准教授の藤野友和先生。サブタイトルの通り「スマートフォン」と「AI(人工知能)」について、「超入門」レベルで学ぶことによって、「よくわからなくてモヤモヤする」状態を少しでも晴らしていこうという目的で設けられた講座です。

数学のなかでも統計学がご専門という藤野先生。90分、大学でいうところの1コマの講座は、表・グラフ・図・写真・動画を随所に取り入れ、ワークシートで考える時間もありの、とっても面白くわかりやすい講座でした。

以下、わたしなりに理解したことまとめ。


  • 約50年でスーパーコンピューターはスマホにまで小型化、高速化された。次の50年でAIが同様に進化する。
  • スマホは使いこなすことを目指すのではなく、むしろ使う機能を限定することにより自分に最適な活用が可能になる。
  • 「AI」と「なんちゃってAI」の違いは「大量のデータに基づいて判断する機能を持っているか否か」。
  • AIの進化で奪われる仕事もあるが、新たに生まれる仕事もたくさんある。そういう意味ではこれまでの技術革新と同じ。
  • シンギュラリティー(人工知能が人間を超える瞬間)は当面(数世代のうちには)来ないというのが、現状、大方の専門家の見方。

 

変化のスピードが速い昨今、「よくわからなくて漠然と不安」なことが、「知る」ことで少しづつ解消されることを、あらためて感じた講座でした。

 

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。