津屋崎のおくんち

おくんちの太鼓の練習が始まりました。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

おくんちの太鼓の練習が始まりました。

毎年10月初旬に行われる、波折神社の秋祭り。今年は10月8日(日)です。

波折神社の秋祭りは、地域を練り歩く行列が見もの。飾り神輿に神事の装束を身に着けた男衆、巫女さんの格好をした女の子、そして子どもたちがたたく太鼓の列。その太鼓の練習が始まりました。

太鼓をたたきながら歩くのはけっこうたいへんです。歩く距離が7~8キロはあるのではないでしょうか、2~3時間かけて練り歩きます。けっこう長いので、数カ所に休憩所が設けられていますが、歩いている間は、子どもたちが順番に入れ替わりながらたたき続けます。

毎年、練習スタートの日にはつっかえたりしながらの太鼓も、一日一時間の練習でみるみる上達していくのを見ていると、子どもってすごいなぁ、と思います。太鼓の音が途切れないように、歩きながら入れ替わるのにもちょっとしたコツがあって、これも練習することによってスムーズにいくようになります。

地域のおじさんたちが子どもたちを指導してくださるのがありがたいです。一時は年々太鼓の参加者が減少していたようですが、ここ1~2年はまた参加者が少しづつ増えてきました。

ずっと続いて行って欲しい、津屋崎の地域行事のひとつです。

 

 

 

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。