建築史のお勉強

お酒を飲みながら建築のお勉強。その4

こんにちは。花祭窯 内儀(おかみ)ふじゆりです。

お酒を飲みながら建築のお勉強

その第4回目が先日ありました。
今回も隣町・宗像にお住まいの建築家、株式会社藤井設計室の藤井さんご夫妻のご好意で。
https://www.facebook.com/Fujii.Design.Office

阿蘇ファームランド、ハウステンボス、ひらかたパーク、南紀白浜とれとれヴィレッジ・・など
おもしろい空間をたくさん手がけておられるスゴイ建築家さん。

毎回、様々な建築様式が登場しますが、その時代背景・文化の流れとともに教えていただけるので、
建築素人のわたしたちにもわかりやすく、お腹も心もいっぱいに満たされる勉強会です。

第4回目のテーマはビザンチン建築

個人的に特に面白かったのは、教会の内側と外側の変化。
いえ、政治的なことではなく、あくまでも建築デザインのことなのですが。

建築物の目的、なんのために(誰のために)建てられた建物なのかが、
如実にデザインや装飾に表れる面白さ、さらにその変遷の面白さを今回は特に感じました。

「ラヴェーナ(ラヴェンナ)に行きたい!」と夢が広がりました。
今回学んだ初期キリスト教の建築物群が残っているのが、
イタリアの小都市ラヴェンナなんですね。

モザイク芸術の宝庫。
実物を近くで見てみたいと、大いに盛り上がりました。

今ではその建築物群が世界遺産に登録されて、一躍有名に。
・・というようなこともぜんぶ、この勉強会で初めて知ったのですが(^^;)

建築の歴史と文化のお勉強を通して、
行きたい場所、見たいものがどんどん増えていきます。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。