アート・アライアンスの宮本由紀さんが主催するアートのオシゴト座談会】アート・エデュケーター編 。

アート・エデュケーターのお勉強@銀座。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

アート・エデュケーターのお勉強@銀座。

大型連休のど真ん中、東京出張に行って参りました。資生堂ギャラリーに行ったり、三菱一号館美術館に行ったり、黒田陶苑さんにご挨拶に寄ったりしていましたが、今出張のメインイベントは、こちらでした。

アート・アライアンスの宮本由紀さんが主催するアートのオシゴト座談会】アート・エデュケーター編 。学芸員資格を取得して以来、あちらこちらで学芸員技術研修を受けてきたなかで、今わたしが「最も深めていきたい」分野です。

宮本由紀さんの著書『英語でアート』をきっかけに、機会を見つけてはご指導を仰いでいます。今回3回目だったというアートのオシゴト座談会は、食事をしながら楽しく学べる場で、テーマが「アート・エデュケーター」とあって、これは行かねばと申し込んだのでした。

エデュケーターとは、日本の美術館等では「教育普及担当学芸員」といったところになります。アート・エデュケーターが活躍する最先進地域のひとつである北米で実際に仕事をしてこられた宮本由紀さんのお話は、ひとつひとつが腑に落ちるものであり、講座中ずっとうなずいておりました。

エデュケーターとして大切にすべきこと・存在理由を考えるところから、実際にエデュケーションの場面で活用できる具体的な方法論、今後エデュケーターとしてさらにスキルアップするために有用な情報源まで、包括的に学ぶことができました。

わたしは福岡からでしたが、関西方面・中部地方からも参加者があり、皆さんの意欲の高さが心地よい時間でした。質疑応答なども含めて、当初2時間の予定が、気がつけば3時間半。あっという間でした。

お会いするたびに、ご自身の持っているものを惜しげなく伝授してくださる宮本由紀さん。心から感謝申し上げます。ありがとうございました!

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ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。