お干菓子

七月のお干菓子は七夕。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

七月のお干菓子は七夕でした。

お隣の町、宗像市にある和菓子の名店、このわさん。オープンなさってすぐのころから、特に豆大福のおいしさに、すっかりファンになっていました。豆大福以外の生菓子も、もちろんとってもおいしくて、早い時間に売り切れてしまうことが少なくない人気店です。

ご縁があって、このわの大将とお会いしお話しする機会があり、何度目かお会いした際に思い切ってお干菓子のご相談をしたのが今年の四月。それから毎月、季節感のあるお干菓子をご提案いただいています。

七月は、和三盆糖の軽やかなお菓子。短冊を思わせる白い長方形に、笹を思わせるやわらかいグリーンが涼やかで、見た瞬間に「七夕ですね!」と嬉しくなりました。

花祭窯にお越しのお客さまに、お茶と一緒にお出ししています。七月は緑にお抹茶を感じたので、重ならないよう番茶や紅茶とあわせて。

七月も残り一週間、八月のお干菓子はどのようなご提案をいただけるのか、今からワクワク楽しみにしています。

 

 

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。