アクロス山登山

九州交響楽団2026年度幕開けは「英国セレクション」でした♪

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

九州交響楽団2026年度幕開けは「英国セレクション」でした♪

昨年九月の定期演奏会で、指揮者の太田弦さんが熱愛する英国クラシックを初めて聞きました。今年度最初のプログラムには「幕開けは満を持して」のタイトルがあり、今回も英国セレクションとのことでした。クラシック素人のわたしとしては、そもそも知っている曲目や作曲家の数が限りなく少ないので、ほぼ毎回が新たな出会いです。上の写真は、福岡シンフォニーホールのあるアクロス。

前半はヴァイオリンのソリストを迎えてのヴァイオリン協奏曲。ベンジャミン・ブリテンの曲は、昨年の演奏会でも聴きました。そのときに受けた正直な印象が「重くて攻撃的で難解」でしたので、少々構えていました。が、今回は重厚な闇と同時にストーリーらしいものを感じることができましたので、聴き手としてほんの少しは耳が慣れてきたのかもしれません。ヴァイオリンのソロの存在感の大きさの凄さが迫ってくる時間でした。

休憩のち後半は、ウィリアム・ウォルトンの交響曲第1番。こちらもまた初めましてではあったものの、前半のブリテンよりはわかりやすかったように思います。もちろん、素人の勝手な思いですが。壮大さというよりは、激しさを感じながらの鑑賞でしたが、個人的に同調できる雰囲気があり、終章に向かうにつれて、涙腺崩壊。まったく知らなかった曲、自分の記憶や体験に紐づく曲でなくても、感情を動かされる凄さがありました。

今回は開演時間1分前というギリギリに席に着いたので、開演前のスペシャル・トークを聞くことができなかったのが残念でした。九響が用意してくださるこのトークコーナーが、素人にとってはとってもありがたく、貴重な素敵な計らいです。ただその一方で、これは音楽も美術も同じだと思うのですが、まったく知識も情報もない状態で作品に対峙する素晴らしさもある(と、わたしは思っています)ので、今回はこれで良かったなぁと思いながら帰路につきました。

今年度は九響演奏会の鑑賞は、今のところ5回を予定しています。また次回が楽しみです♪

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ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その独立準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々雑用)担当として作家活動をサポートしています。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)としても、並行して活動しています。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。