こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
今年も干し柿。
ご近所さんから「干し柿つくる?」と、渋柿をいただきました。干し柿大好きな藤吉家。嬉しく頂戴いたしました。その日の晩にせっせと皮をむいて、麻ひもに吊るします。手間がかかると思いがちな干し柿づくりですが、作業自体はいたってシンプル。カビを防ぐのに、仕上げに熱湯に通したり、焼酎でふいたり、という方法もありますが、空気が乾いていて風通しの良いところに干せるならば、あまり心配はいりません。ダンナと二人で取り組めば、さくさくと仕事が進みます。写真の量を仕上げるのに、30分とかかりませんでした。
それにしても、もうそんな季節なのねと自らのブログを検索してみたら、昨年は11月21日に「ひさびさに干し柿づくり」とアップしていました。今年は約ひと月早いです。この10月はカラリとした晴れのお天気が多く、朝晩冷え込むようにもなってきた今日この頃ですので、タイミング的にはばっちりなのだと思います。干し柿を吊るすときはいつも、お正月においしく食べれたらいいな、と思っているのですが、たいていその前にどんどんお腹のなかに消えてゆきます。それもまた良し。
この週末は、ご近所を歩いていると、あちらこちらの軒先にぶら下がっている柿が目につきました。まさにシーズンスタートなのですね。もしかしたら佐賀にある創業地の柿の木も、豊作なのではないかと期待が膨らみます。渋柿が採れるということは、山栗も食べごろ、アケビはもう少し先かしら…と。そろそろ秋の味覚チェックに行かねば!です。