こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
今年も藍の家でお雛様。
毎年楽しみな、藍の家のおひなさま。藍の家は、我が家の近所、津屋崎千軒内にある、登録有形文化財の古民家です。お散歩がてら見に行って参りました。この距離感が、なんともありがたいです。
歴史を感じる立派なお雛様がいくつも。古いものは90年近く前のものとか。ちゃんと残っていることがすごいですね。「もう飾る場所がないから」と寄贈されることも少なくないようです。個人のお宅にあれば、親族以外の多くの人に見てもらう機会は少ないであろうお雛様。こうして公の場に飾られることで、たくさんの人が見ることができるのは、とても嬉しいことですね。あやかってわたしも眼福^^
上は、お座敷正面で出迎えてくれるお雛さま。周りにはたくさんの鞠(まり)が下げられ、華やかな空間になっています。
わたしは、お人形よりも、まず道具に目が行きます。小さくても美しく丁寧に作られた道具の数々。ミニチュアを愛でる楽しさは古今東西変わらないものなのだろうな、とつくづく。
ここに写真で上げていない、素敵なお雛さまがまだまだありました。藍の家の二階には、民俗資料を飾ってあるスペースもあります。お雛様は3月いっぱいは展示してあるようです。津屋崎方面お越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいね♪