藤吉憲典 染付葡萄文菊型小皿

八月のお干菓子「沖ノ島の波しぶき」。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

八月のお干菓子「沖ノ島の波しぶき」。

和菓子このわさんにお願いしている、花祭窯でお出しするお干菓子。

八月は、宗像の大島でとれる藻塩を使った艶干し錦玉。沖ノ島の波をイメージしてつくったとこのわの大将がおっしゃるので、「沖ノ島の波しぶき」と呼ぶことにしました。

涼しい透明感のある姿。ほんのり塩気が感じられる絶妙の味わいが秀逸です。見た目も味わいも波しぶきを感じさせる季節感たっぷりのお干菓子。お抹茶とお出しするだけでなく、ほうじ茶や番茶と一緒にお出ししても、夏っぽくて良さそうです。

豆皿にお干菓子を載せて眺めて喜ぶ贅沢。

↓これまでのお干菓子はこちら↓

七月のお干菓子は七夕。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。