こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
博多阪急個展、振り返りと備忘。
博多阪急さんでの藤吉憲典展は、初の福岡での商業個展であったとともに、
初の、百貨店さんと一緒に作り上げる個展でもありました。
百貨店さんがお持ちの様々なノウハウに触れる機会になったとともに、通常の「運営はギャラリーさんにお任せ」個展とは異なる部分も多く、いろいろと気づきや反省点もありました。
以下、振り返り&備忘。
- 集客は結果としてほぼ自前(百貨店集客はほぼゼロ)
・ハガキDM
・プレスリリース→西日本新聞記事
・『美の壺』→サイトやSNSチェック
・設置ハガキ・チラシ(→印刷数量は適正。終了後残ってしまっていたので、もっと外部に事前設置・配布するべきだった。知人友人への設置依頼など)
・サイト・ブログ・メールマガジン経由 - 百貨店内に入ってからの会場案内の不備
→百貨店内での案内・フロア周知徹底の必要性 - 次回以降は作家在廊日は通常ギャラリー開催と同様に2日程度で。
- 販促商品販売は成功
→3000円程度までの価格帯で「来場記念に持って帰るもの」の価値大。(→手ぬぐい制作) - キャプションボード等、GOOD!
- 書画の額装・表装無し状態での展示方法は、今後要検討。
- 書画の額装・表装方法やそれにかかる金額についての案内を、ボード化してわかりやすく掲示した方がオーダーしやすかったかも。
- 芳名録、レイアウト悪くはないけれ、より改良できそう。サンプル探し工夫を。
- 設営準備は前日夕方(15時ごろ)からでOK。設備業者さんの都合と合わせることを考えると、その方が待ち時間等を少なくすることが可能。
と、こんな感じでしょうか。花祭窯おかみとしてはもちろん、展覧会のキュレーション担当学芸員としても、反省点&学ぶことの多い展覧会となりました。だからこそ、何年経っても新しい取り組みに積極的にチャレンジすることが大切なのですね。ほんとうに勉強になりました。
また思い出したことがありましたら、随時追加していこうと思います。