津屋崎の海

地域行事・ミカン狩り。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

地域行事・ミカン狩り。

秋を感じるイベントのひとつに、このミカン狩りがあります。花祭窯のある津屋崎千軒の「新町」では毎年この季節、地域の恒例行事としてミカン狩りがあります。我が家もここに工房を移転してきてから毎年参加しています。

バスを貸し切り、15分ほどで到着するミカン園へと向かいます。三世代でご参加なさる家族も多く、いわば地域総出のピクニック。逆に一人で参加しても、たとえば「ミカンに手が届かない!」と騒げば、誰かが駆けつけてきて手伝ってくれる安心感があります。顔なじみの多いご近所ならではの良いところですね。

バスのなかで、いつも参加している方が来ていないと心配する声が上がり、それに対して誰かが「○○さんは、今日は用事があるって」などと返事があるのも、地域のつながりを感じます。ここ津屋崎千軒でも、「地域行事」は昔に比べたらずいぶんと減ってしまったようですが、要所要所で、世代を超えて顔を合わせる機会があるのはとてもありがたいことです。

 

 

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。