津屋崎のおくんち

太鼓の練習がはじまりました。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

太鼓の練習がはじまりました。

今週末は津屋崎の波折神社の「おくんち」です。毎年秋の楽しみのひとつ。今年も子どもたちの太鼓の練習がはじまりました。写真は昨年のようす。

太鼓をたたきながら練り歩く行列。わたしたちがここに越してきた頃は「太鼓の叩き手」を確保するのに苦労をしていましたが、ここ1~2年は参加してくれる子どもが増えてきました。

我が家から波折神社までは、歩いて3分ほど。晩ご飯が済んで練習の時間がちかづいてくると、太鼓の音が響いてきて、その音に反応して我が家の息子も走って神社に向かいます。練習開始の一日目は途切れがちだった太鼓が、どんどん滑らかになっていきます。居ながらにして練習のようす、上達のようすが伝わってきて、ワクワクします。

太鼓の練習は、先生が来てくれるわけではなく、地元のお父さんたちが教えてくれたり、ずっとやってきた中学生が小学生に教えてあげたり。こうして受け継がれていく姿を見ることができるのは、幸せなことですね。

さて今週末は本番。どうぞよいお天気になりますように。

 

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。