寒緋桜(かんひざくら)

寒緋桜(かんひざくら)が届いたら、一気に春っぽくなりました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

寒緋桜(かんひざくら)が届いたら、一気に春っぽくなりました。

お友だちが、寒緋桜の大きな枝を1本持ってきてくれました。旧正月の頃に咲きだす、早咲きの桜です。まあ立派!わたしの力量では1本そのままで生けることが難しかったので、いくつかに分けて甕に投げ込んでみました。「いくつかに分け」るのも、ハサミでは文字通り歯が立たずノコギリ出動。花とつぼみがたくさんついていましたので、落とさないように気を付けながらの花仕事でした。

花祭窯 寒緋桜

暦の上では春とはいえ、この日は風が冷たく、寒い寒いと騒ぎながらの外作業。大胆に投げ込んだだけでもなんとかなる(なっていないかもしれませんが^^;)のが、枝ものの力ですね。「さくら」の音の響きと、華やかな桃色で、玄関先が一気に春っぽくなりました。

花祭窯のある津屋崎周辺では、「光の道」で一躍有名になった宮地嶽神社で寒緋桜(その名も「開運桜」!)を見ることができます。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。