こんにちは!ふじゆりです。
津屋崎陶片ミュージアム
本日のご紹介は染付の碗か蓋ものか。
写真1枚目、見込文様に松竹梅があると知っているのでそれとわかりますが
まあ、ずいぶんと崩れた松竹梅。
環状の松竹梅を見込文様に描くのは
18世紀中頃から流行りはじめたそうですが
手間のかかる文様であるため
ある程度上手(高級品)のものに描かれているようです。
写真のように雑な(笑)表現になってくるのは、19世紀に入ってからか。
職人さんが文様から文様を写しているうちに
もとの図案がなにを表していたのかわからなくなってしまった!
という感じのもの、古伊万里によく見かけます(^^)
ともあれ、これは表も裏もきちんと文様が描かれています。
表は花かなと思いきや、おそらく宝袋。
松竹梅も吉祥文ですから、宝尽くしですね。
つくりも丁寧で、高台にもきれいに釉薬がかかっています。
宝尽くしの蓋ものかな、と。
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