こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。
ここ数日、就寝前の読書タイムの贅沢は、
画集を眺めながら小説を読む。
原田マハさんの『楽園のカンヴァス』。
読後、しばらくぼーっとしました(笑)キュレーターであったという「著者の本領とも言うべき美術分野」とあった巻末の説明に大きくうなずきました。
アンリ・ルソーとその時代の画家、彼らの描いた絵が物語の中心にあって、その絵のイメージが生き生きと思い浮かぶストーリーに、頭のなかにたくさんの色彩がちりばめられました。プラス、我が家には幸いルソーやピカソの画集があるので、登場する絵を画集で観ながら読み進めることもできて、面白い読書体験となりました。
絵は本物を観るのが一番とはいえ、パラパラとめくる以外に今ひとつ我が家では生かしきれていなかった画集。なるほど、こんなふうな画集の生かし方があったとは!と嬉しくなった一冊でした。
原田マハさんの著書は、先日の『キネマの神様』から2冊目。
この先もとっても楽しみです♪