こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
続々・Talking about Art
レポートがちょっぴり遅くなりましたが、英語で対話型美術鑑賞のオンラインセッション第3回目。『英語でアート』の宮本由紀先生による「Talking about Art in English」。第1回目、第2回目の受講を通して、オンラインセッションを受講するのにも、だいぶ慣れてきました。
さて第1回目の課題は具象画、第2回目は抽象画でしたが、続く第3回目はオブジェクト=立体。毎回頭の切り替えを要求され油断できません(笑)が、それがまた、宮本先生のセッションの魅力。特に連続講座の場合には、こうした新鮮な刺激が、受講生へのさりげない配慮であることを実感しました。
実は「立体での対話型美術鑑賞をどう進めるか」は、個人的な課題でした。自分が対話型鑑賞法をナビゲートするときに、立体でもやりたいと思いつつ、進め方と効果に対する確信が持てず、ついつい絵画をテーマに選んでいました。
もちろんこれまでにも立体作品による対話型美術鑑賞のトレーニングはしてきましたが、なにかがしっくりきていなかったのです。それが、今回のセッションを通して、すっと霧が晴れました。なにがどうスッキリしたのかを言葉で説明するのは難しいのですが、おかげさまで次からは迷いなく立体での対話型美術鑑賞を実践できそうです。
この実感を通して、あらためて学び続けることの大切さを思いました。今回のオンラインセッションは、わたしにとって「通学講座で受講していたものがオンラインに変わった」のではなく、東京まで通学できずに眺めていたものが「オンライン開催に変わったことによって参加できるようになった」もの。まさに「棚からぼたもち」で、ありがたい機会をいただいています。
宮本由紀先生のアートエデュケーションは、こちらから詳細をご覧いただくことができます。「教養」「リベラルアーツ」という言葉に惹かれる方に、おススメです!