MQ会議

花祭窯の未来を語ってみた。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

昨日は博多で経営者の勉強会でした。

テーマは「未来」。

今年の4月からはじまったこの勉強会。
少人数の集まりで、お互いの信頼関係をベースにざっくばらんな意見交換がなされる場になっています。信頼し尊敬する経営者の方からストレートにご意見をいただける、とてつもなくありがたく貴重な時間です。

今回の勉強会。テーマは「未来の話」。自由に各々15分間のプレゼンテーション、というものでした。

15分間のプレゼンテーション。

今回わたしも含め4名の発表は、プレゼンの手法も、発表の内容も、自由で個性的で面白い発表会となりました。特にプレゼンの手法については、近頃はパワーポイントなどの「プレゼン用ツール」を用いるのが一般的ですが、4名がそれぞれ異なった方法でアプローチ。こういう側面を垣間見るだけでも、その柔軟さに学ぶことの多さを感じます。

さて、わたしはといえば「ホワイトボードへの手書き」+「語る」でプレゼン。15分の組み立てを準備・練習して臨んだつもりが、持ち時間の15分を5分オーバー。話しながら伝えたいことがさらに湧いてきて、ついつい予定以上のことを話してしまった結果でした(汗)

ともあれ、勉強会仲間内とはいえ久々のプレゼンは、自分の考えをまとめる良い機会となりました。次回への反省材料も多々。特に「時間内に話し終わる」と「ビジュアルに訴えるツールを用いる」は課題です。

そして肝心の「花祭窯の未来」は、これまでにも各所で語っているミッションに集約されました(^^)

肥前陶磁の伝統工芸文化・技術の素晴らしさを伝え、後世に残す仕事をする。

「発表する」の効用を大きく感じた今回の勉強会でした。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。