茅の輪くぐり2018

茅の輪くぐり。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

茅の輪くぐり。

毎年恒例、津屋崎の波折神社で輪越し神事に参加してまいりました。

台風接近ということで、18時からの予定を急きょ12時からに変更。その影響もあったと思いますが、昨年に比べて参加人数が少なかったのがちょっぴり残念でした。お天気は少々心配でしたが、神事のあいだは雨にも降られず、無事に執り行われました。

この輪くぐり、他所では1年の半年にあたる6月末に行われるところが多いようですが、波折さんは毎年7月末。津屋崎では7月に山笠があるので、山笠が終わるまでの無事を感謝し、穢れを落とすのかもしれませんね。

神職さんを先頭に列をつくり、鳥居に設置された大きな茅の輪をくぐりながら回ります。今年はダンナが「宮総代」という波折宮のお手伝い係を仰せつかっていて、それっぽい白装束で、神職さんや宮総代の皆さんの末尾につきました。その後ろ姿を眺めながら地域の皆さんと輪をくぐるのは、ありがたく楽しい時間でした。

神事のあとは、お楽しみの紅白まんじゅうを頂戴し、大きな茅の輪から茅の葉を数本いただいて「我が家用」に茅の輪をつくって玄関に飾ります。写真はこれからの1年の無病息災を願う我が家の茅の輪。

毎年こうして自ら手づくりできるのは、ありがたいことですね。

 

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。