こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。
読書『バッタを倒しにアフリカへ』(光文社新書)
出先で時間があるときは意識して本屋さんをぶらぶらするようにしているのですが、少し前にその「ぶらぶら」で発見し、中身はまったく確認しなかったものの表紙のビジュアルで「これは読まねば!」と決めていた本書をようやく読了しました。
なんとお友だちが「勢い余って1冊余分にあるので」と、分けてくださったのです。
「勢い余って???」と思いましたが、読み終わった今は「勢い余って余分に買ってしまった」気持ちが理解できるような気がしています(笑)というのも、表紙のインパクトから、かなり期待して読んだのですが、その期待以上に面白かったので。
著者が本書内でいうところの「プレジデント氏」が、このストーリーが「ビジネスマンにとっても勇気づけられるものだ」というようなニュアンスを著者に告げるくだりがあるのですが、そのものズバリだと感じました。特に「好きなことで起業した人」をダンナに持つ身としては、著者がいろんな場面で葛藤するたびに、「ああ~!そうなんだよね!」と他人ごととは思えない心境になりました。
帯に「科学冒険 就職 ノンフィクション!」とあります。これから独立・起業しようかと迷っている人にとっても、ひとつの示唆になる本だと思います。