読書『喜ばれるおせち料理とごちそうレシピ』(朝日新聞出版)牛尾理恵著

読書『喜ばれるおせち料理とごちそうレシピ』(朝日新聞出版)牛尾理恵著

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書『喜ばれるおせち料理とごちそうレシピ』(朝日新聞出版)牛尾理恵著

いつものカメリアステージ図書館の「特集棚」で発見。お節料理のレシピ本は、長年使っている手持ちのものが気に入っているので、なかなか新しい本を追加することがないのですが、毎年この季節になると、図書館で借りてきてお節料理のイメージトレーニングをするのが楽しみになっています。

本書は大判で144ページオールカラー。眺めるだけでも楽しい一冊ですが、内容の充実度合いがすごいです。サブタイトルに「作りやすくておいしい おせち&ごちそう料理148レシピ」とあり、読後の印象は、まさにそのサブタイトル通り。基本のおせちからアレンジまで、作り方だけでなく、盛り付け、シーン別のおススメなど、幅広く網羅していて、しかも「わたしでも出来そう!」がたくさんみつかりました。

レベル別のアレンジレシピは、特に便利に使えそうです。初級者向けには「盛り付けるだけプレート」やら「詰めるだけおせち」やら、「簡単だけど豪華」を謳ったレシピは、パパッと何か用意しなければならないときに役立ちそうです。また本の後半では、年末年始に喜ばれる鍋料理や持ち寄り料理、おつまみレシピもあります。「おせち」を超えて、かゆいところに手が届く一冊です。久しぶりに「おせち本」を購入リストに追加しました^^

『喜ばれるおせち料理とごちそうレシピ』(朝日新聞出版)牛尾理恵著

毎年、器に助けられている我が家のお節料理。本書が力強い味方になってくれそうです。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。