野菜を育てる。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

野菜を育てる。

自粛生活のあいだに、新たに野菜や草花を育てるようになった!という友人が少なくありません。かくいうわたしも、ほんの少しですがプランタ栽培を始めました。上の写真は、芽が出てきた空心菜。

スプラウトを育てるキットでいろんな「芽」を育てている人、畑を借りて家族で家庭菜園を始めた人、ベランダ菜園でハーブをたくさん植えた人、観葉植物をいろいろと育て始めた人…。花を買ってきて、お部屋に飾るようになったという人も多いです。

先日読んだ『色の秘密』(文春文庫PLUS)によれば「緑色は名医」とのこと。また学芸員研修で学んだ園芸療法の先生は「1日5分緑に触れる時間があるだけで、ストレスの緩和に大きな効果がある」とおっしゃっていました。人は「緑の力」を無意識に知っていて、知識として学ばなくても、自然とそのような行動をとるのですね。

6月に入りましたね。北部九州はもうそろそろ梅雨入りの時期。これから夏過ぎまで、野菜だけでなく庭の草もどんどん生い茂ってきます。でも実は、草むしりもまた「緑に触れる時間」なので、ストレス緩和に効果があるのだそうです。「たいへんだなぁ」ではなく「園芸療法的効果のある時間」ととらえたら、草むしりも愉快な時間になることでしょう。