専門家に知恵を借りる。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

専門家に知恵を借りる。

写真は藤吉憲典作の歌舞伎陶板「助六」。本文とはあまり関係ありません(笑)

昨日は商工会で専門家相談のサービスを利用してきました。専門家派遣など中小企業を応援する仕組みは、県が主導しているもの、国が主導しているものなど、いろいろあります。これまでもジェトロ、福岡アジアビジネスセンター、中小機構、九州経済産業局などにお世話になること多々。せっかく用意されている機会ですから、必要に応じて出来るだけ有意義に使わせてもらいましょう。

さて専門家相談。今回は地元の福津市商工会を通じて、国(中小企業庁)がお金を出している「ミラサポ」の専門家派遣事業から、紹介していただきました。

専門家派遣の事業は、失礼ながら、担当者により当たり外れがあるのも事実のようです。幸い、わたしは今まで人に恵まれていましたが、聞くところによると「全く噛み合わない」ということもあるそうです。1回にお願いできる相談時間は1時間。時間を無駄にすることなく、出来るだけ成果をあげたいものです。

ということで、毎回そうなのですが、相談にあたり課題の現状・知りたい内容・目指す到達点などをできるだけ細かく具体的に提示しました。当初、福岡県商工会連合会の専門家派遣をあたってみたところ、その具体的な内容を見て「この内容に対応できる人がいない」ということになり、商工会の経営指導員さんがミラサポにつないでくださったのでした。

相談内容をご覧になったうえで対応していただけるということは、確実に課題解決につながるということ。今回はZoomを使ったオンライン相談でしたが、すべての質問内容に、具体的な解決法を提示していただくことができました。時間も所定の1時間もかからず、残りの時間は同じ相談分野で思いつく質問を投げかけてみましたが、すべてきちんと返答をいただくことができました。

おかげさまで、とっても充実した専門家相談となりました。こちらが求めることをきちんと揃えて事前に提示しておくことが大切だなぁ、とつくづく感じました。相談環境を用意し、良い方をコーディネートして下さった関係機関の皆さんに、心より感謝です。