九州EC勉強会「コロナ禍で小さい会社が本気でやるべき未来への挑戦」に参加しました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

九州EC勉強会「コロナ禍で小さい会社が本気でやるべき未来への挑戦」に参加しました。

九州ECの2021年度2回目の勉強会でした。今回もZoom開催。九州EC=九州ECミーティングは、EC事業者が集い、事業運営に役立つ情報交換・提供を行う会です。2005年1月に、「九州でも東京並みの情報が得られる場」を作る目的で結成されました。自ら経営者でありECに取り組む方々が幹事となり、ボランティアで続けてきている勉強会組織です。

今回の講師は、北海道で昔ながらの製法によるハム・ベーコンの製造販売を行う株式会社エーデルワイスファーム代表である野崎創(のざきはじめ)さん。野崎さんの九州ECでの講座は今回が2回目です。数年前に開催された1回目も、とても勉強になったのでした。今回は、変化の激しい時代にあわせた未来へむけての経営戦略・行動について、リアルな失敗談も交えながらのお話を伺うことができました。

以下、備忘。


  • コンクールで賞を取る意味。そのうえで持論を持つ必要性。
  • →「お客さまが喜んでくださる」が一番(ex.口コミしやすさ)。
  • ファンのためのイベントは、自分だけでなく仲間と一緒に。
  • 卸→通販→直販。
  • 通販がいくら伸びても直販(=お客さまと顔を合わせる)の大切さは変わらない(むしろ、より重要になる)。
  • お客さまとのコミュニケーション。
  • 独自の世界観(=ブランド)←その世界観にたどり着いた背景・経緯にこそ「自分にしかできない」を支える独自性がある。
  • 「自分たちにしかできないこと(=他社が真似できないこと)」を徹底して追及する。
  • 目の前のお客さまに楽しんでいただくには。
  • 友人や仲間たちを楽しませたいときに、自分はどうするか?
  • 熱中したくなる非日常体験。
  • 具体的には、2時間で1万円程度のアクティビティ。
  • 口コミ≒現代の紹介制・会員制。
  • 商品があり過ぎると選べない←リコメンド。
  • リスク管理:困りそうなとき、困ったときは「動く」。
  • 「自分自身の世界観」を構築する=誰かの威を借りることに意味はない(ex.巷にあふれる隈研吾建築)。

九州EC勉強会「コロナ禍で小さい会社が本気でやるべき未来への挑戦」株式会社エーデルワイスファーム代表・野崎創氏より。


野崎さんのおっしゃる「独自の世界観」の重要性が、あらためて響きました。個人的には、それ(「独自の世界観」の重要性)をわかりやすく説明するために挙げられた「隈研吾建築」の話がとても腑に落ち、思わずZoom画面の前で膝を打ちました。

九州ECは自ら経営者でありECに取り組む方々が幹事となり、ボランティアで続けてきている勉強会組織なので、「今ほんとうに学びたいこと・学ぶべきこと」が学べます。2021年度は、あと2回計画があるとのことで、早くも次回が楽しみです。今回もたいへんお世話になりました。ありがとうございました!