次世代教育推進協会の交流会に参加してまいりました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

次世代教育推進協会の交流会に参加してまいりました。

「地域での社会教育はつながりが大切で、実際につながっていくことが多い」のタイトルで、社会教育のことを考えていたのは約半年前。そこでも紹介していた、福津市で地域の子どもの教育を考える任意団体「次世代教育推進協会」の交流会が開催されました。福津市内の学校・地域・習い事教室などが連携して、子どもたちの「やりたい」「知りたい」に応える機会を提供していくための、有志の集まりです。

今回は市内の小学校のうち3校の校長先生が、ゲストとしてご参加くださいました。約2時間の意見交換の後、最後の挨拶をしてくださった校長先生の「学校も、民間も、子どもを思う気持ちは同じで、抱える課題にも共通のものがたくさんあり、ここにも仲間がいると嬉しくなった」という言葉が印象的でした。

福津市では「コミュニティスクール」として、学校と地域と家庭が連携して子どもたちに関わっていく取り組みをしています。「子供会」「婦人会」「商工会」「おやじの会」など、これまでにもさまざまな地域団体が、小中学校と連携した活動をしています。その「地域」の枠組みに、「習い事教室の先生方」という新しい結びつきが加わるのは、画期的なことだと思います。

公教育と、私教育の連携。アートエデュケーターとしては、博物館学芸員の教育普及の仕事は「学校ではできないこと・やらないことをする」ことに、大きな価値があると考えています。相互に補い合うことで、子どもたちにより豊かな学習環境を提供できるのは、素晴らしいことです。具体的な取り組みに発展させていくのは今からということですが、一会員として、とても期待しています。

このような機会をつくるために奔走してくださっている会長はじめ幹部役員の皆さん、事務局の皆さんに心より感謝申し上げます。