わたしの読書ベスト30-ひとことコメントその1。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

わたしの読書ベスト30-ひとことコメントその1。

先日張り切ってアップした「わたしの読書ベスト30-小説編。」

30位までを出したその直後から「あ、柳美里が入ってない」とか「藤本ひとみ1冊だけ?」とか自らに突っ込みを入れております。幼少期から今までの読書にランキングをつけるのは至難の業ですね。今回はまず1位から5位までの顔ぶれについて一言コメント。


  1. くまのプーさん(A.A.ミルン/石井桃子訳)
  2. プー横町にたった家(A.A.ミルン/石井桃子訳)
  3. 楽園のカンヴァス(原田マハ)
  4. 日の名残り(カズオ・イシグロ)
  5. アンナ・カレーニナ(トルストイ)

まず『くまのプーさん』『プー横町にたった家』(A.A.ミルン/石井桃子訳)。上の写真は、くまのプーさんの表紙です。これはもう間違いなく、わたしのワン・ツートップです。「石井桃子さん訳」版、限定です。初めて読んだのは小学校低学年の頃だったと思いますが、そのストーリーや、キャラクターの魅力、挿絵の素晴らしさはもちろん、言葉選び・言葉遊びのセンス・楽しさに夢中になりました。わたしの「日本語」に大きな影響を与えた本です。

原田マハさんの本はたくさん読みましたが、わたしにとっては『楽園のカンヴァス』がダントツのベスト本です。この本を読んで、アンリ・ルソーの画に初めて意識が向き、アンリ・ルソーの描いた絵の数々と彼の生き様の存在感が、わたしのなかで大きくなりました。そういう存在を持つと、人生は豊かになりますね。それを体感させてくれた本です。

続く『日の名残り』は、これまた数あるカズオ・イシグロ作品のなかで、わたしにとってのダントツベスト。いつでもすぐに、この世界観のイメージを思い浮かべることが出来ます。モノクロームというか、セピア色というか。そんな雰囲気がどうやらわたしは好きなようです。

そして『アンナ・カレーニナ』。わたしの「読んでいなかった名作を」シリーズのひとつです。アンナはじめ登場人物のそれぞれの「弱さ・ダメダメさ」が、ひしひしと自分事に思われてくる本でした。国も時代背景も、今の自分の人生とはまったく縁の無いものでありながら、激しく共感する不思議。圧巻の物語力を感じた本です。


1位から10位まで書こうかと思っていたのですが、「ひとこと」が長くなりました。今回は5位までということで。後日に続きます♪