カボス

カボス収穫。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

カボス収穫。

週末は花祭窯の創業地、佐賀・花祭の草刈りに行ってきました。夏の間に茂った草木、特に木をなんとかしないといけないなぁ、と思いながら。蔓(つる)植物が木を伝って上へ上へと延びていくので、蔓を外しながら草刈り枝落とし。蔓の正体のひとつは葛(くず)。紫色の葛の花が美しくて、甘い香りがして、ついつい手が止まってしまいます。

花祭にはいろいろと果樹を植えています。梅雨時の梅、夏のブルーベリー、初秋のカボス、秋の栗と柿、冬の金柑。定期的に収穫ができるといいのですが、採り頃が短いと、そのタイミングで花祭に行けないこともあり、悩ましいところです。

山間部にある花祭は、すでに稲刈りが終了していました。あぜ道には、これから咲こうとしているヒガンバナと思しき緑の茎がすっくと並んでいました。毎年その季節になると実りをもたらし、旬を知らせてくれる果樹や草花。えらいなぁ、とつくづく思います。

これから冬に向かっては、草木の伸びも少しは緩やかになるでしょう。実はこのシーズンこそが、木を伐り整える好機なのだと思います。今年のうちに、庭を少しは整えよう!と、ここで宣言(^^)

 

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。