盆踊り

私的「無形文化財」。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

私的「無形文化財」。

毎年8月15日に漁港の広場でお盆の法要があり、盆踊りがあるのですが、今年は法要はあるものの、盆踊りは中止になりました。仕方がないですね。

盆踊りの練習と、盆踊りは、日ごろあまり会うことのない地域の方々とも顔を合わせることのできる機会なので、そういう意味でも毎年楽しみにしています。同じ津屋崎エリアに住んでいても、盆踊りの時にしか顔を合わせない人もあり、貴重な場。

笛や三味線や和太鼓にお歌の生演奏で踊れる盆踊りなんて、今どきそうそうありません。わたしのなかでは「無形文化財登録」したいほどのものです。

一年のうちで、盆踊りの踊りができるのは、練習日と当日の二日間だけ(今のところ)。一市民にとっては、盆踊りを継承する貴重な機会が、今年は無いことになります。津屋崎の盆踊りの踊りは二種類あるのですが、どちらも複雑で、覚えるのに一苦労。いまだ覚えていないわたしは、一年のブランクがあると、さらに忘れてしまいそうです。

来年はまた例年通り復活して欲しいなと、心から思います。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。