こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
BCP(事業継続力強化計画)策定に、ようやく手を付けました。
BCP = Business Continuity Plan、日本語で言うと「事業継続力強化計画」。日本語で言った方がわかりやすいと思うのですが、それはさておき、これをやらねば!と腰を上げたのは、一年以上前のことでした。
せっかく道筋をご指南いただいたのに、1年以上放置状態…で、そんなわたしのダメダメぶりを見越していたかのように、プラン策定からgBizでの電子申請までを一貫で行うセミナーを、福津市商工会さんがご用意してくださいました。これは…わたしのため!?指導してくださる中小企業診断士の先生は、前回と同じ先生で、そこから一歩も進んでいないわたしとしては合わせる顔がないところを「恥を忍んで今度こそ!」の決意を込めて申込。ちなみにgBizとは、法人や個人事業主向けの共通認証システムで、これを申請してIDを取得すると、事業者向けの複数の行政サービスを利用しやすい、というものです。
さて当日…の少し前に、商工会の経営指導員さんからお電話いただきました。「実は」とおっしゃることには、なんと今回のBCP研修の参加希望者が「花祭窯さんだけなんですよ」ということで、セミナーがキャンセルになるのかと思いきや「なので、マンツーマンでプランを策定することが出来ますので、時間配分なども柔軟に変えながら進行しますね!」というありがたいお言葉。文字通り、わたし(花祭窯)のために開催していただくこととなりました。
いやはや贅沢ですね。わたし一人に向けて解説してくださるので、疑問があるところはその都度先生のお話をさえぎって、質問・確認することが出来ました。30分ほどの解説の後は、実際に電子申請用の画面を開いて、直接書き込んでいきました。上の写真は、下書き用のフォーマットをプリントアウトしたものですが、画面上で直接入力していっても、一時中断で保存・修正・追記が出来ます。登録申請者が増えるに従い、どんどん改良されているようで、行政のシステムにしては使いやすいと思います。
基本的な事項の入力が済み、要領がわかってきたところで、次回までに残りの計画を入力するのを宿題として、一回目の講習はお仕舞い。2週間後の次回は、先生に入力内容を確認していただいて、修正加筆のうえ電子申請完了!を目指します。
ところで今回この制度の概要をあらためてご説明いただいて、BCP策定&申請が、事業資金融資や補助金申請の際の加点ポイントになるケースがけっこうあることがわかりました。計画策定は、あくまでも自分たちの事業を守る指針として取り組むものですが、同時にそのような加点ポイントがあるとわかると、モチベーションアップにつながりますね。