蕎麦猪口倶楽部ちょっぴりリニューアル。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

蕎麦猪口倶楽部ちょっぴりリニューアル。

花祭窯・藤吉憲典のつくる蕎麦猪口と小皿豆皿の専門オンラインショップ「花祭窯 蕎麦猪口倶楽部」をちょっぴりリニューアルいたしました。

https://hanamatsurigama.com/

  • これまで:ご注文→制作→お届け(2-3か月後発送)
  • これから:在庫表示→ご注文→お届け(即日発送)
    在庫切れのもの→予約注文→制作・お届け(2-3か月後)

ご要望の多かった「今、どんな在庫がありますか?」に対応いたしました。在庫表示をして、あるものはすぐに発送するように変更いたしました。また、在庫切れ表示となっているものは、蕎麦猪口倶楽部のお問い合わせフォームから予約注文をお受けいたします。どうぞ遠慮なくお問い合わせくださいませ。

今回の変更に伴い、少しづつ在庫を充実させていく所存です。現在のところ、特に蕎麦猪口では「Sold Out」表示が乱立しておりますが、小皿豆皿は少しづつ選んでいただける状態になりつつあります。

料理人さんなど、まとめてのご注文をご検討の皆さまも、遠慮なくお問い合わせくださいませ。ご相談をお待ちいたしております。

お家でコラボ♪Vol.2 パティシエしゅーじ × 藤吉憲典の器。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

お家でコラボ♪Vol.2 パティシエしゅーじ × 藤吉憲典の器。

お家でコラボ♪第二弾は、パティシエしゅーじのスイーツと。パティシエしゅーじは、ケーキ屋さんではなく、スイーツづくりが趣味のお友だち。常日頃から、自宅でお菓子を作った時は、お裾分けを持ってきてくれます。

このご時世、大好きなケーキ屋さんにも行きづらいなぁ、美味しいケーキが食べたいなぁ、と思っていたところにアップルパイが到着!ありがたい!

染錦なずな文5寸皿 藤吉憲典
パティシエしゅーじのアップルパイ × 藤吉憲典の染錦なずな文5寸皿

もちろんパイ生地からつくった!というアップルパイは、パイの塩気が程好くわたし好み。焼き上がりの色合いがなずなのお皿にマッチ。このなずな皿は、藤吉憲典の定番のなかでも人気が高くロングセラー。パイとかタルトとか、焼き菓子系のケーキを載せるのにもばっちりです^^

あまりにも嬉しかったので、彼のレパートリーのスイーツ「あれが美味しい」「これが食べたい」と騒いでいたら、続いて到着したのはショコラテリーヌ。コーヒーブレイクにぴったりの一品です。

パティシエしゅーじのショコラテリーヌ × 藤吉憲典の赤絵万暦六角豆皿
パティシエしゅーじのショコラテリーヌ × 藤吉憲典の染錦山水文六角豆皿

色的には「黒い塊」のショコラテリーヌ。手軽に見た目に映えるよう、我が家はお皿の力に頼ります。上絵(赤絵)が贅沢に施された、新作の豆皿を合わせました。お皿が好いと「切って載せる」だけ。盛り付けに気を使わなくても良いのです。

濃厚なチョコレートが口の中で溶けていきます。もうほんとうに、どこぞのデパ地下でこういうの買ったらいくらするかしら!?と思わず想像してしまう、贅沢なおいしさ。

パティシエしゅーじはとにかく研究熱心。常にトライを繰り返していて、美味しさを追求しています。本人曰く「趣味だからこそ、こだわれる」のだそうです。スイーツを本職にしようと思わないのは、それが義務になって楽しくなくなったら本末転倒だから、と。それほどにお菓子作りが好きなんですね。

居ながらにして美味しいスイーツが食べれる贅沢。わたしの自粛生活に必要だったのは、この甘味だった!と感激。素敵な趣味の成果をおすそ分けしてくれる友人に、心より感謝です。

藤吉憲典の小皿豆皿はこちらでお買い物できます♪

こどもの日。→こどもの月。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

こどもの日。→こどもの月。

5月5日は子どもの日。花祭窯の玄関先には、恒例となった「鯛の豆皿で見立てた鯉のぼり」を飾っています。

鯛の豆皿 藤吉憲典

津屋崎に工房を移してすぐのころでした。藤吉憲典の定番ロングセラーのひとつである鯛の豆皿を「子どもの日に孫にお祝いで贈りたい」とお買い求めになったご婦人から、ヒントを頂戴した「鯛のぼり」。

今年は緊急事態宣言下であることから、5月10日(日)の母の日を、拡大して「5月は母の月」にして祝おう!という流れがあります。毎年母の日前後は、贈りもの需要で宅急便などの物流は大忙し。これを「母の日」→「母の月」にすることによって、少しでも荷物の集配を分散しましょう!ということのようです。

理由はどうあれ「お母さんに感謝する日」が1日から1か月間に広がるのは、とっても好いこと。ならば「こどもの日」だって「こどもの月」でよいのではないか!?と思ったのでした。じゃあ、6月の父の日は…ということで、6月は「父の月」でしょうか。

ともあれ、感謝したり祝ったりという気持ちは笑顔を呼びます。ならばこの際「○○の日」→「○○の月」とする動きを、個人的に加速していってみよう!と決定した、子どもの日の朝(笑)。

インスタで、作家紹介動画。

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インスタで作家紹介動画。

ロンドンのギャラリーSladmore Contemporary向けに、藤吉憲典の作陶の様子や工房の周辺を撮った動画を送ったところ、インスタグラム用にいい感じに編集して、紹介してくださいました。この動画がアップされてすぐに、藤吉憲典のインスタグラムのフォロワーの数が30件ほどいっぺんに増えて、動画で発信する力を、今さらながらに思いました。

コレクターの皆さんは、こういう情報発信を待っておられたのだなぁ、と。作品の写真だけでなく、つくる人の気配が感じられるものがあってこそ、より楽しんでいただけることを実感しました。

https://www.instagram.com/p/B_e68aDA1NZ/

フォロワーさんの数が増えると、やっぱり嬉しいです。今までインスタでは写真のアップばかりでしたが、これにならって自分でもインスタで動画アップにチャレンジしてまいります。

Sladmore ContemporaryのGerryに感謝!いい機会を作ってくれてありがとう♪

ピンタレストのボードが楽しくなってきた。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

ピンタレストのボードが楽しくなってきた。

少し前に「ピンタレスト、はじめました。」と書いておりましたが、コツコツと写真をアップしております。

藤吉憲典公式ピンタレスト
https://www.pinterest.jp/kensukefujiyoshi/

ピンタレストをはじめるにあたって、人気のある企業ページなどをいろいろと拝見しました。そのなかで、自社のピンタレストをひとつのサイトと見なして、「ボード」をサイトのメニューのように使っているところが何社もあり、なるほどそう使えば、ただの写真投稿以上のものになると、方向性が見えたように思いました。

実際にスタートして、ボードを増やしていくにあたり、タイトルのつけ方が肝だと気づきました。その結果、現在、藤吉憲典のピンタレストで見ることのできるカテゴリー(=ボード)は、次のようになっています。

あらためてこうしてみると、日本語と英語が混ざっていて、見にくいですね…改善点1つ発見。ともあれ、ボードの位置づけ方で、検索性が上がりそうです。このような視点でボードを増やして行ってみようと思います。ピンタレストで公式ウェブサイトのような情報提供を目指したいな、と。

お家でコラボ♪ FRANCE YAさん×藤吉憲典の器。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

お家でコラボ♪ FRANCE YAさん×藤吉憲典の器。

お隣の宗像市で、その土地ならではのテロワールを生かした王道のフランス古典料理を追及しているFRANCE YAさん。このご時世で、コース料理のテイクアウトをスタートしています。シェフの舩越さんは、花祭窯がここ津屋崎に移転してきて以来の友人。家族ぐるみのお付き合いです。

FRANCE YAさんは、もちろんレストランが主体ではありますが、実は「お家で食べるフレンチ」も長年探求していらして、お得意の分野のひとつなのです。お持ち帰りやギフト用のグラタンやドリアは、料理専門誌「料理王国」でプロの高い評価を得ていますし、お正月に販売される博多阪急さんでのおせち料理は、リピーターのお客さまが多数。

そんなFRANCE YAさんのコース料理をお家で食べることができるのです。この機会に、FRANCE YAさんのフレンチを藤吉憲典の和食器でいただく!コラボレーションを、勝手に我が家でやってみました。盛り付けの器は、もちろんすべて藤吉憲典作です。

【前菜】きな粉豚のパテドカンパーニュ/染錦蓼(タデ)文楕円皿
【飲み物】東晨洋酒・田草川さんのラガーワイン(マスカットベリーA)/錦葡萄文ワイン盃
【スープ】和田さんの有機野菜カブ(ハクレイ)のポタージュスープ/染付若松文珈琲碗皿
【魚料理】的鯛と赤イサキのブレゼベルベーヌの香り/染付花蝶文七寸皿
【肉料理】豚肩ロースのワイン煮込みフレッシュタイム風味/染付間取芙蓉手七寸皿

たいへん美味しゅうございました♪

動画作っています。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

動画作っています。

定期的にやってくる「自分で動画撮ろう!」の波(笑)。前回の動画制作からは、約3年が経っていました。きっかけは、外出禁止でしばらくお休み中のロンドンのギャラリーからのメッセージ。「楽しみにしている方々」の顔が思い浮かぶと、モチベーションがあがります。

磁器作家・藤吉憲典の作陶中の様子はもちろん、工房の風景や、周りの海など自然環境などの映像もあると嬉しいということで、ちょこちょこと撮ってみています。上手に撮ることよりも、こまめに伝えることの方が大切よね、と自分に都合よく発想転換し、気軽に撮っています。加工要らずの超ショートムービーを、撮ったままアップしています。

ユーチューブにもアップしております。一人でも多くの方に楽しんでいただけたら嬉しいです♪

呑んべえの器。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

呑んべえの器。

ダンナ・磁器作家藤吉憲典は、このところ食器づくりに勤しんでいます。アート作品と、用途美の器。この両翼があることが、創造・制作に好い刺激になっていることを、傍で見ていて感じます。アートが器から学ぶこともあれば、器がアートから学ぶこともあるのだなぁ、と。

久しぶりに食器ばかり作っているわけですが、その出来上がりを見ていると、ちゃんと「食べる」「飲む」「手に取って使う」への心配りが、なされていて安心します。そんなのは当たり前!の筈とはいえ、作家ものでもそのイメージが出来ていないと感じられる器は少なくありません。

器を見ると、そのつくり手が、ふだんから家で自分の器や、他の作家さんの器を使っているかどうかがわかります。それは、そもそもつくり手自身が「いい器で、食べたり、飲んだりする時間を楽しみたい!」と思っているかどうか、にも通じるように思います。

そういう意味では、一番わかりやすいのは、酒器かもしれません。本人が酒を愛する呑んべえかどうかで、出来上がりがかなり違ってくるのを感じます。実際に我が家にあるぐい呑みコレクションを眺めてみると、作家さんは、皆さん呑んべえ(笑)

そして、たいていの呑んべえは「食べる」ことも好きで、男女問わず自らお料理をする方も少なくありません。すると、やっぱり食器の作り方も違ってくるのです。意図せずとも、「家呑み」の効用がつくりに反映されるのですね。

そんなわけで、わたしは呑んべえのつくる器をお勧めします^^

小皿の新作。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

小皿の新作。

先週末に「新作が生まれるワクワク感。」なるタイトルでブログを書いておりました。今朝、赤絵窯が上がって、出てきた新作が上の写真の面々。

六角の亀甲型に三つ足の高台。ものすごく丁寧な作りです。カタチが出来上がった時点で「いいねぇ、どんな絵がつくのか、出来上がりが楽しみだねぇ」と言っていた六角小皿。ようやく完成形で目の前に現れました。

サンプルの段階なので、同じ形にいろいろな絵が載っています。実際にこうして出来上がりを見てみてから、定番化するものと、そうでないものとが出てきます。

つくり手のイメージ通り、イメージ以上にあがってくるものがある一方で、そうでないものも出てくるのが、新作制作の常。20年以上のキャリアを積んだ昨今は、イメージから大きく外れることは少なくなってきているようですが、それでも「窯を開けてみないとわからない」のです。

ともあれ、新作の誕生はワクワクがいっぱい。染付の山水文もいいし、赤絵万暦もいいなぁ、と、感想を述べるばかりのわたしは呑気なものです(笑)

新作が生まれるワクワク感。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

新作が生まれるワクワク感。

年明けからこちら、ご注文品の制作が続いている藤吉憲典。ご注文いただいた定番の器を確実に仕上げていく一方、窯を焚くタイミングで、隙間に一つ二つと新作の生地を入れるのも、楽しみです。

写真は先日素焼き窯からあがった豆皿いろいろ。素焼焼成→絵付(染付)→本窯焼成→赤絵付→赤絵窯という順番で、ひとつの新作が出来上がるにも、赤絵まで含めると少なくとも三回窯が入ります。

藤吉憲典は、新作をつくるときに完成形のデザインを紙に書き起こすことがほとんどありません。素焼き窯から上がってきた生地を見て、どんな文様が載るかが決まります。染付の絵付を入れるタイミングで、完成デザインをイメージしていても、本窯焼成から上がったものを見た段階で、赤絵の入れ方が変わることもあり。

つまり、最後の赤絵窯から上がってくるまで、最終形がどのようなものになるのかはわかりません。だからこそ、工程の所々で進み具合を見ながら完成形をイメージするのは面白く、ワクワクは大きくなっていきます。

もうすぐ、豆皿の新作がいくつか上がります。新作誕生のワクワクを、一番最初に味わえる役得と贅沢です。