九州国立博物館の楽しみ。

こんにちは!ふじゆりです。

久しぶりに九州国立博物館に行ってきました。

現在、特別展「古代日本と百済の交流」展が開催中です。
訪れると一日遊べる、見所の多い九州国立博物館。
わたしたちが今回最も楽しんだのは、文化交流展示室の「大涅槃展(だいねはんてん)」。
http://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_pre123.html

色鮮やかな涅槃図は、眺め続けると新しい発見がたくさんあります。
一枚だけでも見ごたえがあるのに、それがいくつもあるのですから、いくら時間があっても足りません。

九州国立博物館は、特別展の宣伝にとても力が入っていますが、
実はこの4階の「文化交流展示室」かなり楽しいです。

==『日本文化の形成をアジア史的観点から捉える』をモットーに、
日本とアジア諸国との文化交流の歴史に焦点をあてた展示を行なっています。==
(九州国立博物館ウェブサイトより)

そして今回は、すぐ下にある「太宰府天満宮」にもお参り。
梅は三分咲きといったところでした。

写真はその太宰府天満宮から九州国立博物館へ上っていくエスカレーター。

太宰府天満宮から九州国立博物館へ

津屋崎工芸倶楽部~ヨソモノ展~

こんにちは!ふじゆりです。

「ヨソモノ展」

すごい名前ですね、といわれるこの企画展。
木・革・磁・織・金の素材の異なる5人の作家による企画展です。

11月21日(木)~11月27日(水)
津屋崎千軒民俗館「藍の家」を舞台に開催です。

ここ津屋崎に仕事場を移して約1年半。
気がつけば、本気でものづくりをするつくり手が
何人も集まってきていました。

縁あって津屋崎に来たのだから
地域の皆さま方に自己紹介しよう、と
思いついた今回の企画展。

ただ、誤解を恐れずにいうならば
単に「ものを手作りするひと」の集まりでは意味が無く
目指す高み、重視する価値観、そして実際の仕事ぶりがあってこその
今回の企画展です。

集まった五人は、皆それぞれに異なる素材を扱っていますが
調和した空間になる確信がありました。

実際にセッティングしてみて
予想を超える素敵な空間の出来上がりに
ああ、企画してよかったと心から思いました。

国指定文化財である「藍の家」の重厚な空間に
耐えうる中身をディスプレイすることができました。

「津屋崎工芸倶楽部」と名づけたプロジェクト。
仲良しクラブでは意味が無いので
あえて1回完結のプロジェクトです。
プロジェクトだから、来年はどうなるかわかりません。

けれど
それぞれがさらに高みを目指し、日々の仕事に取り組んでいれば
もっと進化した「津屋崎工芸倶楽部」の面々の仕事ぶりを
来年もまた皆さまにご紹介できる機会をつくれるのではないかと
わたし自身がもっとも楽しみにしているのです。

2013.11.21~11.27津屋崎工芸倶楽部ヨソモノ展