11月は福岡アジア美術館で展覧会『磁器作家 藤吉憲典の挑戦』準備進捗状況。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

11月は福岡アジア美術館で展覧会『磁器作家 藤吉憲典の挑戦』準備進捗状況。

初日まで約2週間となり、じわじわ差し迫った感じがしてまいりました。協力や後援のお名前の入ったチラシ第2弾もできあがり、会場設置用のポスターも出来上がり、アジ美のご担当者さんとの打ち合わせも終わり、いよいよという感じです。あとは展覧会冊子の印刷ができあがれば、制作物はほぼ完了。当日に向かっては、告知と、こまごまとした準備を進めていくばかりです。↓こちらは刷り上がりがイメージ以上で嬉しくなったポスター↓。

古伊万里の変遷と未来 古典からアートへ 磁器作家 藤吉憲典の挑戦


古伊万里の変遷と未来 古典からアートへ
磁器作家 藤吉憲典の挑戦

【会場】福岡アジア美術館8F交流ギャラリー(福岡市博多区下川端町3-1リバレインセンタービル8F)

【会期】2021年11月11日(木)-11月16日(火)

【時間】9:30-18:00(金・土は-20:00、最終日は-15:00)

【入場無料】

【問合せ】花祭窯(TEL0940-52-2752)

磁器作家 藤吉憲典の挑戦 イベントページ

福岡のアート情報を発信してくださっている、プラスフクオカさんでも、イベントページでご紹介いただいています。ありがとうございます!

チラシ、ポスター、パンフレット制作に追われています。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

チラシ、ポスター、パンフレット制作に追われています。

11月11日が初日の『古伊万里の変遷と未来 古典からアートへ 磁器作家 藤吉憲典の挑戦』の準備に追われています。少し前に「初日まで2か月を切った」と書いていましたが、あっという間に1か月前です。

今回の展覧会は販売がメインではありませんので、展示する作品数も30-50と通常の個展に比べたら多くはありません。なので、ダンナ・藤吉憲典の制作にかかる負担はそれほど大きくはありません(のはず)。どちらかというと、美術館に持っていく作品選びや、展示イメージの確認作業の方が、楽しいながらもたいへんかもしれません。

今回は自主開催のため、告知用のツール準備や展示に向けての美術館との打ち合わせが、主にわたし・ふじゆりの仕事になります。チラシの第一弾は出来上がり、すでに告知をスタートしています。会場となる福岡アジア美術館はもちろん、福岡市の文化情報発信をしている、アクロス福岡のお出かけナビにも、イベント情報が掲載され始めました。

ありがたいのは、福博ツナグ文藝社さんが、告知協力してくださっていること。磁器作家藤吉憲典の、福岡での個展開催は初めてになるため、地元のアートイベントに強い福博ツナグ文藝社さんがサポートしてくださるのは、たいへん心強いです。

ご来場者に配るチラシの第2段、福岡アジア美術館に掲示するポスター、会期中販売する展覧会冊子の制作が、現在大詰めです。特に冊子制作は、ページ数はそれほど多くは無いものの、展示イメージをしながら作りこむ必要があるので、時間がかかっています。ゼロから自分たちで作り上げる展覧会は、プレッシャーも大きいですが、ワクワク感も大きいです。



古伊万里の変遷と未来 古典からアートへ
磁器作家 藤吉憲典の挑戦

【会場】福岡アジア美術館8F交流ギャラリー(福岡市博多区下川端町3-1リバレインセンタービル8F)

【会期】2021年11月11日(木)-11月16日(火)

【時間】9:30-18:00(金・土は-20:00、最終日は-15:00)

【入場無料】

【問合せ】花祭窯(TEL0940-52-2752)

磁器作家 藤吉憲典の挑戦 イベントページ

古伊万里の変遷と未来 古典からアートへ磁器作家藤吉憲典の挑戦

ご来場の皆さまに楽しんでいただけるよう、頑張ります^^

「豆皿が大好きなの!」と言われて、すっかり嬉しくなりました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

「豆皿が大好きなの!」と言われて、すっかり嬉しくなりました。

先日、花祭窯のギャラリーにご来店のお客さまのことば。「もうたくさん持っているのだけれど、ついつい買ってしまうのよね」とおっしゃりながら、楽しそうに選んでいらっしゃいました。そのお客さまのおっしゃることが、同じ豆皿ファンとしてとても嬉しく、ひとつひとつ頷きながらお話を聞いていました。

豆皿はいろいろあるのが嬉しいから、ひとつづつ買う。

たとえ価格の高いものでも、使わないと意味が無いからどんどん使う。

豆皿は、使い始めると、これほど使い勝手の良いものは無い。

形も文様も丁寧に凝った豆皿は、料理と盛付を助けてくれる。

新しい豆皿に出会うと、盛る料理のイメージがすぐに動き出す。

そして「もう十分に持っていると思っても『持っていないもの』が見つかるのよね。それがまた嬉しい。」とのお話に、豆皿の世界の豊かさをあらためて感じました。たしかに、古典の資料を見ているだけでも、形、絵付、やきものの種類によって、種類がいくらでもあるのです。

藤吉憲典の作る小皿豆皿は、現在、形だけでも40種類を超えています。作り手的には、さらにもっと「作りたいもの」が、まだまだたくさんある様子。小皿豆皿の新作登場が楽しみな今日この頃です。

「海外ビジネススキルの学習と 実践による海外展開支援事業」で、学びと実践。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

「海外ビジネススキルの学習と 実践による海外展開支援事業」で、学びと実践。

いつも、そして長年お世話になっている福岡県の出先機関「福岡アジアビジネスセンター(以下、福岡ABC)」さんからの情報で、海外ビジネス人材を育成する講座に参加することに。BtoBを前提とした勉強会です。海外に気軽に出ることができない今だからこそ、少しでも海外ビジネスの地力を補っておきたいと考えていたところに、グッドタイミングのご案内をいただきました。

全6回の学習機会は、時節柄すべてオンラインです。9月30日にその1回目が終了しましたが、まずはウォーミングアップといった感じでしょうか、参加者の自己紹介からスタート。参加者はうちのような個人事業者から、福岡から全国進出・海外進出を果たしている地場企業さんまで、規模も業種もさまざまです。

こういう学習会の楽しみのひとつは、学習内容への興味は当然のこととして、参加している事業者がどのような取り組みをなさっているのか、参加者の方々との交流のなかに学びがあることです。その意味では、オンラインよりも対面の方がさらに良いのだろうな、と思いますが、こればかりは仕方がありませんね。今回も「おお!」というような企業さんの参加もあり、同じ場で学ぶ楽しみが一気に高まっています。

これから月1回の講座学習と、宿題で実践をこなしていく形での6か月間がはじまります。最終月の年明け2月までに、実際に成果を上げていくことを目指して、各自目標宣言しました。半年後、成果が実っているかどうか。楽しみつつ、頑張ってまいります^^

次の展覧会は「磁器作家 藤吉憲典の挑戦 古伊万里の変遷と未来 古典からアートへ」。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

次の展覧会は「磁器作家 藤吉憲典の挑戦 古伊万里の変遷と未来 古典からアートへ」。

先月「11月は福岡アジア美術館で展覧会。」と書いていましたが、早くも会期まであとひと月ちょっととなりました。

11月の福岡アジア美術館での展覧会は、初めての花祭窯の自主開催です。昨年の春、コロナ禍下の自粛生活がスタートし「先が見通し難くなった」ときに、「この先の飛躍に備えて、今自分たちのするべきこと」を突き詰めて考えました。その結果たどりついた結論が、「一度おさらいをする」こと。ちょうど来年は創業から25周年ということもあり、これまでの仕事を並べ直してみることにしたのでした。

「これまでの仕事」とは言っても、25年の間に作ったものはすでに販売されていて、ほとんど手元に残っていません。なので、これまでにつくったモノそのものを並べるのではなく、これまでにやってきたことを今やったらどうなるか?と、写し直すことで「おさらい」するものです。

チラシの第一弾は完成し、ポスター、展覧会冊子などの制作物を作りこんでいるところです。先日ブログにアップした「肥前磁器作家の仕事」を取り巻く仕事でもご紹介したように、ふだんからお世話になっているお取引先の方々にもご協力いただき、心強い味方が増えてきました。周りの人を巻き込んで仕事をするのは得意とは言えませんが、皆さんのおかげで、少しづつ形が見えてきているところです。

福岡アジア美術館のサイトでも、展覧会予告がスタートしました。「藤吉憲典の挑戦」を紹介するこの展覧会の開催もまた、わたしたちにとって、大きな挑戦のひとつです。頑張ります。下の画像は、告知用チラシ。クリックすると拡大版で見ることができます。

古伊万里の変遷と未来 古典からアートへ磁器作家藤吉憲典の挑戦
古伊万里の変遷と未来 古典からアートへ 磁器作家 藤吉憲典の挑戦

野山の草花に手伝ってもらう。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

野山の草花に手伝ってもらう。

朝一番、生けるのに良さそうなお花が庭に少なくて、近所の花農家さんがお花を出してくださる「お魚センター」に駆け込んだものの、こちらも切り花はほとんど出ておらず。ちょうどお花が少ない時期なのかもしれません。で、ダンナにボヤいてみたところ「花じゃなくても、山にいろいろあるよ」と。そうです。花が少ないときは、葉っぱや蔓や実に助けてもらいましょう。

ということで、こんな感じになりました。

大鉢に剣山を入れて、差し込んだだけ。葉っぱもほとんど落とさず、そのままです。

横から見るとこんな感じ。青や紫の実が美しい蔓草です。

野花は一日しか持たないものも多いので、一輪挿しで主役に。

高い位置に生けると、下からちょうど美しい実が見えます。

ご覧の通り、投げ込んだだけ、の風情です。野の草花は、それが「らしさ」につながるので、助かります。

「肥前磁器作家の仕事」を取り巻く仕事。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

「肥前磁器作家の仕事」を取り巻く仕事。

11月に開催する福岡アジア美術館での展覧会準備を進めています。藤吉憲典の仕事を並べ直す展覧会。すなわち肥前磁器(古伊万里)の歴史をおさらいし、今度の展開を考えていくものです。生業としてお世話になっている「肥前磁器」の歴史や仕事、やきもの(磁器)そのものへの感謝を伝える機会にもなれば、と全体の構成を考えています。

そのなかで 「『肥前磁器作家の仕事』を取り巻く仕事」を紹介したいよね、となったのは、自然な流れでした。いつもお世話になっている原材料やさんを中心に協力依頼。ふだん自分たちの仕事がどう使われて、どのように見られているのかを知る機会があまりないということで、皆さん喜んでご協力くださいました。

陶土やさん、釉薬やさん、呉須絵具やさん、赤絵具やさん、筆などの道具やさんなどなど。磁器作家の仕事のモトをご覧いただくコーナーを設けることで、ふだんギャラリーさんで開催していただく展覧会とは違ったアプローチを取り入れるのも、自主開催をする意味のひとつかな、と。準備しながら、どんどんワクワクしています^^

古伊万里の変遷と未来 古典からアートへ磁器作家藤吉憲典の挑戦

11月は福岡アジア美術館で展覧会。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

11月は福岡アジア美術館で展覧会。

気が付けば会期初日までに2か月を切っていて、ちょっと焦っています。というのも、11月の福岡アジア美術館での展覧会は、初めての花祭窯の自主開催なのです。写真は、急ピッチで制作に取り掛かっている、告知ツールのひとつ。

そもそものはじまりは、昨年のこと。コロナ禍でいろいろなことが見通し難くなりました。花祭窯として独立以来これまでも、2011年東日本での地震、2016年熊本での地震など、己の無力を突き付けられるニュースがあるたびに、「わたしたちは、日々自分たちのするべき仕事をコツコツと続けていくしかない」という想いに至っていました。

昨年の春、最初の自粛生活がスタートし「先が見通し難くなった」ときにも、その先に進むために、「今、自分たちのするべき仕事」は何かを突き詰めて考えました。その結果「一度おさらいをする」ことにたどりついたのでした。ちょうど来年は創業から25周年ということもあり、これまでの仕事を並べ直してみることに。

藤吉憲典の仕事を並べ直すことは、そのまま、肥前磁器(古伊万里)の歴史をおさらいし、今度の展開を考えていくことにつながります。そこで「肥前磁器の歴史を、藤吉憲典の『写し』でご覧いただく」という形をとることにしました。公開することで、ずっとお世話になっている「肥前磁器」の歴史や仕事、やきもの(磁器)そのものに、興味を持ってくださる人が増えたら、少しは恩返しになるかもしれない、という想いもあり。

通常、藤吉憲典の展覧会は、ギャラリー(コマーシャルギャラリー)さんが主催してくださる、販売がメインの展覧会です。その機会をいただくおかげで、生業としての陶芸家が成り立っています。それに対して今回は、まったくの非営利での自主開催。開催には少なからぬ金額が掛かります。入場料は無料ですので、売上はありません。これをコストではなく投資として昇華できるものにしなければなりません。

古伊万里の変遷と未来 古典からアートへ
磁器作家 藤吉憲典の挑戦

スタートは昨年の春ですが、その後はふだんの仕事をしながら、どう組み立てたらよいかを隙間で考えてきました。気が付けば会期まで2か月弱。やっとこさ中心に据えて取り組みはじめています。初日は1の並びが縁起の良い11月11日。ここに向かって全力投球です。

古伊万里の変遷と未来 古典からアートへ磁器作家藤吉憲典の挑戦

出荷完了!藤吉憲典《古典とアート》展。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

出荷完了!藤吉憲典《古典とアート》展。

岡山・和気のギャラリー栂さんでの展覧会・藤吉憲典《古典とアート》展は9月20日(月祝)が初日です。本日、作品の出荷が完了し、ホッとしたところです。

毎回個展の際は、余裕をもって発送!と思いながらも、ギリギリまで一点でも多く良いものをお届けしたいという作り手の気持ちもよくわかります。どこまででお終いにするかというのは悩みどころですが、今回は文字通り余裕をもって発送ができました。

タイトル《古典とアート》の文字通り、古典の写しを中心とした器の数々と、アート作品の最新作をお送りしています。個展初日は9月20日は敬老の日で祝日、翌21日は中秋の名月、そして23日の秋分の日と、暦的にも秋満載。食欲の秋、芸術の秋のスタートにぜひ足を運んでいただけると嬉しいです。

藤吉憲典の作るぐい呑み、盃、酒器いろいろ。

明日以降、実際に個展会場でご覧いただけるもののなかから、少しづつご紹介いたします。

ギャラリー栂 (とが)
〒709-0431 岡山県和気郡和気町清水288-1
電話0869-92-9817

磁器作家 藤吉憲典《古典とアート》展

会期:2021年9月20日(月祝)-10月3日(日)
※9月27日(月)休み
営業時間:11時~17時

藤吉憲典《古典とアート》展
ギャラリー栂 磁器作家 藤吉憲典《古典とアート》展

久しぶりにがっつり画像仕事。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

久しぶりにがっつり画像仕事。

花祭窯では、所在地である福津市の「ふるさと納税」の返礼品をいくつか提供しています。毎年秋から年末に向かっては、ふるさと納税へのアクセスが増えてくる季節です。その前に少し返礼品の内容を見直した方がいいかもと思い、市役所の担当者さんにご連絡。

ふるさと納税が始まった当初や制度の大きな変更の際には、市役所の会議室に集まっての説明会が開催されたりしていましたが、昨今は電話とメールのやり取りでサクサクと仕事が進むありがたさです。久しぶりにお話を伺ったところ、いろいろと改善のご提案をいただきました。

まずは、ふるさと納税の返礼品の写真を撮り直し。どのような写真が好まれているのかを、実際に運用している担当者の方に教わり、我が返礼品の画像を確認してみれば、なんともお粗末。この機会にすべて写真も入れ替えねば!ということで、一昨日は一日がかりで撮影。今回はプロにお願いするまでもないので、ギャラリースペースに「写真撮影セット」をつくり、一人黙々と撮りました。

続く昨日は画像処理。画像サイズ加工と文字入れです。Photoshopを開いての画像加工は、サイトやSNSの運営上、必要に応じてちょこちょことはしているものの、今回は30枚以上とあり、久しぶりにがっつり向き合いました。時間を経るほどにPhotoshopの動きが重くなってきて、パソコンのスペックが気になったりしつつ、なんとか完了。

あとは、市役所の担当者さんにチェックしていただいて、修正箇所が少ないといいな、というところ。順調にいけば、10月には新しい写真と品揃えで、花祭窯のふるさと納税の返礼品をご覧いただくことができます。

現在返礼品で提供しているもののうち、蕎麦猪口(3客組、5客組)と市松文の重箱はそのまま残りますが、それ以外のものは入れ替えになります。祥瑞の筒茶碗や、フクロウの置物、赤絵の筒型二段重など、もし気になるものがある方は、お早めにご検討くださいね。

ANAのふるさと納税 花祭窯の返礼品一覧ページ