お正月に生けたお花が長持ちしているので。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

お正月に生けたお花が長持ちしているので。

生け替えながら楽しんでいます。キク科の花はとくに強くて長く咲いてくれますね。とてもありがたいです。気持ちに余裕が無いと、花を生けるのは難しいなぁ、と思っていた時期もありましたが、転じて、花を生けることによって気持ちに余裕をつくることができると感じています。

お正月用に近所の「お魚センター」で生花を一束買ってきたのでした。「お魚センター」だけれど、野菜もあれば、お花もあります。福津はお花農家さんがいらっしゃるので、いつもなにかしら花があります。人気なので、朝一番に行かないと売り切れてしまうこともしばしば。

買ってきたときにはつぼみの多かった花束が

花祭窯 白磁手つき花器 藤吉憲典

ここ数日の暖かさも手伝って、満開(^^)

花祭窯

花器を変えて生け替えれば、また新しい美しさです。

 

吉例初釜茶会。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

吉例初釜茶会。

新年最初のお茶会は、円覚寺ご住職のお点前を間近に拝見することのできる初釜茶会。着物姿の皆さんが集い華やいだ雰囲気のなかにも気の引き締まる一日です。

わたしはといえば、まずは「着物を着る」ことがお茶会の日の最初の難題。少しづつ慣れてきているとはいえ、相変わらず上手くいかないことが多くドキドキします。南方流のありがたいところは、先生方諸先輩方が惜しみなくアドバイスしてくださるところ。茶道の作法においてはもちろん、着付けについても同様に、気づいたところを教えてくださり、直してくださいます。おかげさまで、おかしなところはお寺についてから直していただこうと、すっかり甘えてしまっています。

今年は60名程の入門者が参加とあって、お茶席が6席。自分の番でないときは、お食事の準備で台所やお運びのお手伝いに回ります。このお手伝いがまた、学びの機会。運び方、歩き方、お膳の出し方、下げ方…。心配りのありようを形から学ぶ場です。

いつもこのお手伝いの時になにかしら失敗をしてしまうのですが(あわてて椀をひっくり返したり、しゃもじを落としたり^^;)今年は大きな失敗もなく無事終了。毎年の初めにこのような場に参加できることが、ありがたく幸せです。

 

初・台湾訪問!故宮博物院。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

初・台湾訪問!

昨年夏に台湾からの視察でいただいたご縁。今回はわたしたちが台湾へ行って参りました。ダンナ、藤吉憲典は今回が2回目の台湾です。

台湾からのお客さま。

今回の旅の最大の楽しみは故宮でした。故宮博物院の嬉しいところは、朝8時半からオープンしているところ。午前中はツアー客が少ないため、比較的すいているという情報を得て、ホテルでの朝食を済ませたらさっそく出発しました。

18歳未満の子どもは観覧無料というのも、素晴らしいですね。当日中の再入館も可能で、一度外に出る際は、手の甲にゴム印を押してもらうだけです。息子がつかれたので今回は再入場しませんでしたが、もし一人で行っていたら、ぜったいにこのサービスを利用すると思います。フラッシュ撮影禁止すなわち撮影OKというのも、国際的な流れに沿っていると感じました。子どもから大人まで楽しめる体験型の展示室の充実ぶりにも驚きました。

展示物の素晴らしさに、終始笑顔での観覧でした。午前中の数時間で観ることができたのは、全体の量からすればほんのちょっぴり。それでも大満足、何度もくりかえし訪問するべき場所であることを確信して帰ってまいりました。

夜は財団法人翡翠青磁文化芸術基金会の理事長・李壮源さんと、台日企業経営協会の李富山さんとの晩餐交流。台湾でのもう一つの愉しみといえば、やっぱりお食事。おいしい上海料理をお腹いっぱいいただいて、おしゃべりをたくさんした晩餐会でした。

台北訪問の様子は藤吉憲典のフェイスブックページでも少しご紹介しています(^^)

 

恒例!書き初め@花祭窯。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

恒例!書き初め@花祭窯。

正月の2日ですから、なにかとお忙しい方も多いとは思いつつ、例年通り1月2日に開催。朝10時ごろから夕方まで、今年も老若男女30名近くもの方がご参加くださいました。ありがとうございました。

「何と書くか」からはじまり「どう書くか」。それが決まったら、筆を持ち、紙に向かうのみです。花祭窯での書き初めのコツは、最初から清書のつもりで書くこと。集中力を長時間維持するのは至難の業なので、練習のための練習はしないのです。

とはいえ、1枚目で完成する人は皆無。「うまく書けるまで」というよりは「自分が納得するまで」何枚も書くことになりますが、書き上げるまでの道のりにもそれぞれに個性が表れるのが、とっても面白い時間でもあります。

書きはじめるまでの順番待ちもあり、また集中力が切れたときには一服の息抜きも必要なので、お抹茶とお菓子をお出しし、わたしにはお茶の「点て初め」の日にもなりました。

ご参加の皆さま、ありがとうございました。

 

2018年藤吉憲典個展予定。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

2018年藤吉憲典個展予定。

磁器作家・藤吉憲典の2018年の個展予定は、2018年1月3日現在次の通りです。

  • 4月 岡山 ギャラリー栂(とが)個展
  • 6月 熊本 SUNNY蕎麦猪口・小皿豆皿展
  • 7月 東京銀座 黒田陶苑個展
  • 12月 東京町田 ももふく個展

このほかに、現在調整中のものや、津屋崎の花祭窯での催しなども予定しております。詳細決定次第ご案内いたします。楽しみにしていただけると嬉しいです。

藤吉憲典への個展・企画展のご相談は

藤吉憲典公式サイト 問い合わせページからどうぞ。

藤吉憲典公式フェイスブックページからメッセージでのお問い合わせでも結構です。

「国宝より家宝」。今年もお客さまに、心から楽しんでいただける器、アートをつくり、提供してまいります。

2018年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

 

2017年もありがとうございました!

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

2017年もありがとうございました!

花祭窯の開窯20周年を迎えた2017年。5月のロンドン初個展西麻布桃居さんでの個展でスタートし、6月熊本SUNNYでの蕎麦猪口小皿豆皿展、7月神戸壺屋さんでの個展、12月鹿児島壺中楽さんでの個展まで、おかげさまでしっかりと走り切った1年となりました。(実は年末ぎりぎりまで窯を焚いていますので、まだ終わってはいませんが^^;)

忙しいなかにも、夏には台湾から翡翠青瓷文化芸術基金会理事長を花祭窯にをお招きして意見交換の機会をいただき、秋には藤吉憲典がミラノ・フィレンツェを訪問視察するなど、今後に向かっての動きを採り入れることができたのは、とても有難いことでした。

新しい取り組み、学ぶべきことも多いなかで、たくさんの方々にご協力いただき、助けていただきました。心よりお礼申し上げます。ほんとうにありがとうございました。

来たる2018年が、皆様方にとっても、素晴らしい一年になりますように!

 

大掃除。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

大掃除。

花祭窯の大掃除といえば「窓拭き」です。

入り口から展示場にかけての土間、中に入って和室をぐるりととりまく廊下。いずれも外に向かってガラス窓になっているため、ガラスの面積が大きいのです。そして、この窓拭きさえ終わらせればなんとなく格好がつく(と思い込んでいる)ので、まず早めに取り掛かるのが窓ふき仕事。

昔ながらの建具で、窓も古いまま2ミリの薄さ。力を入れて拭くと簡単に割れそう。毎度ながら緊張します。が、今回の大掃除に備えて、念願だった3段ステップのミニ脚立を手に入れたので、高い所も力まずに拭くことができました!道具も大切ですね。

ガラスがきれいになると、気持ちがいいですね。日の光の入り方も変わってくるし、外の景色も一層美しく見えるから不思議です。

良い年が迎えられますように(^^)

 

鹿児島・壺中楽さんでの藤吉憲典 磁器展、本日初日です。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

鹿児島・壺中楽さんでの藤吉憲典 磁器展、本日初日です。

写真は今回の個展に向けてできた新作のひとつ、染付幾何学文フリーカップ

フリーカップはこれまで赤絵のものが藤吉憲典オリジナルの定番になっています。今回、使いやすい同様の形で染付ができました。文様は古伊万里の古典文様にも多用されている、四角の組み合わせの市松文様や、三角の組み合わせの鱗(ウロコ)文様などの幾何学文様。

ヨーロッパのカフェオレボウルの形をお手本に、両手で包み込むカタチとサイズを意識して作った藤吉憲典のフリーカップ。我が家でも普段の食卓でフル活用の器のひとつです。

冬の鹿児島、温泉を楽しむ旅行がてら、ぜひお立ち寄りくださいませ(^^)


藤吉憲典 磁器展
2017年12月14日(木)~12月28日(木)
会期中無休
11時-19時

壺中楽(こちゅうらく)
鹿児島市吉野町2433-17
TEL099-243-2555

鹿児島個展、出荷完了。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

鹿児島個展、出荷完了。

作品がギャラリーさんに無事到着するまでは、毎回緊張します。出来上がった器のリストを作成して、梱包して、発送して。

写真は梱包作業途中の風景。これからさらに段ボールの壁面につけるクッションをつくったりします。やきものは割れものなので、「割れないように」が一番気を遣うところです。

創業から最初のころは、破損が発生するたびに、運送業者さんにお願いして、理由の解明とどのようにすればそれを防ぐことができるかを、実際に破損が起こった箱を見ながら一緒に考えてアドバイスしていただいていました。

破損が金銭的に保証されればよいというものでもありません。個展会場に、作った器がきちんと届いて、ギャラリーさんから連絡があるまではドキドキです。

お客さまに見ていただいて、お買い上げいただいて、使っていただいてこその器なのです(^^)


藤吉憲典 磁器展
2017年12月14日(木)~12月28日(木)
会期中無休
11時-19時

壺中楽(こちゅうらく)
鹿児島市吉野町2433-17
TEL099-243-2555

掲載感謝『ミセス』2018年1月号。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

掲載感謝『ミセス』2018年1月号(文化出版局)。

藤吉憲典の「昼寝犬香合」を「ミセス」2018年1月号「福を招く、正月」特集でご紹介いただいています。ありがとうございます!

婦人誌でのうつわ掲載は久しぶりです。とっても嬉しいです(^^)

雑誌で掲載していただいたり、テレビや映画で演出小物としてお使いいただいたりするとき、花祭窯・藤吉憲典に直接お問い合わせいただいてお貸出しする場合と、お取引先のギャラリーさんが提供してくださっている場合とがあります。

ギャラリーさんがご提供くださる場合はこちらで把握していないことも多いので、婦人誌での掲載も、もしかしたら久しぶりではないかもしれませんが‥。いずれにしても、このように取り上げていただけること、ほんとうにありがとうございます。

今回は直接ご連絡いただいたので、詳しいことがわかり、発売日を楽しみにしておりました。年末のこの季節は、毎年各婦人誌が競うようにお正月・初春の特集に力を入れているので、どれかを1冊手に入れることにしているのですが、今年は『ミセス』で決まりです♪

花祭窯では、雑誌はじめメディアへのテーマに応じた器のご提供について、ご相談承っております。お問い合わせは、花祭窯のフェイスブックページからメッセージをどうぞ(^^)

花祭窯FBページ https://www.facebook.com/Hanamatsurigama/