雪が舞う日は、家のなかでじっくり仕事。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

雪が舞う日は、家のなかでじっくり仕事。

この冬一番の寒波とのニュースに戦々恐々。寒いの苦手なのです。でも佐賀の花祭に住んでいた時には、里山の自然はもっと厳しかったのでした。1月~2月には最低気温がマイナス5度なんてことは珍しくなく、雪が降ればあっという間に積もってなかなか溶けず、軒先には立派なツララが…という感じ。それに比べたら、津屋崎の冬は過ごしやすく。ちなみに上の写真は昨年の雪の日の様子。今回は気温は低いものの、それほど雪は積もっておりません。

とはいえ、強風と雪で外に出るのが危なさそうなので、お茶のお稽古をお休みして、事務仕事を片付けることに。花祭窯は個人事業主なので、ちょうど12月末決算を受けての確定申告準備シーズンで、やるべき仕事は盛沢山です。

まずは「To Doリスト」を作成。時間的に優先順位の高いものをまず済ませたら、そのあとは手に付けやすいものから黙々と。とにかくリストをひとつでも減らしていくことを自分に課していくやり方は、ふだんはまず「やりたい仕事」にゆっくり時間をかけることを優先しているわたしにとっては、ちょっとしたエクササイズのように感じられます。これはこれで達成感があって面白く。次々と達成感を味わうために、リストアップする仕事はできるだけ小さく分けて項目化するというのも、コツですね。

お天気という外部環境に合わせて仕事の仕方を自由に変えることが出来るのも、自営業ならでは。つくづくありがたい働き方だと思います。今週後半は外での仕事が入っているので、少しでも寒さが緩んでくれたらいいな、と思いつつ。

「Meet Me at Art 美術館同行サービス」の概要。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

「Meet Me at Art 美術館同行サービス」の概要。

「美術館同行サービス」スタート。と書いたのは、昨年末のことでした。

自分の背中を押すために書いたのでしたが、さっそく友人数人から好意的なリアクションをいただき、「よし!やるぞ!」と勇気100倍に。尊敬するお友だちからの声援は大きな力になりますね。ご希望の方にすぐにでもご案内できるよう、具体的に組み立てていくことにいたしました。

以下、概要をつらつらと。


「対話型美術鑑賞」の技法を盛り込んだ美術館同行サービスです。観察眼を磨き、視野を広げ、自分の内側を覗き込む。そんな深い美術鑑賞体験をナビゲートいたします。別のアプローチとしては、ご希望により「回想法」の技法を活用した鑑賞法も可能です。どのような美術館体験をしたいか、ご相談により最適と思われる方法をご提案して参ります。

と書くと、なんだか堅苦しい感じがしますが、単純に「一人ではなかなか美術館に足が向かないから」「鑑賞した感想を誰かと分かち合いたいから」という理由でオーダーいただくのもウェルカムです。通常は常設展示での同行を想定していますが、このような場合は「特別展」での同行も検討可能です。

どこの館で行うかは、これもご相談によりますが、通常対象館と出張対象館の二つのパターンを想定しています。出張対象館では、既定の美術館同行サービスの料金に講師の旅費交通費が加算されます。

  • 通常対象館:福岡市美術館/福岡アジア美術館/福岡県立美術館
  • 出張対象館:福岡市博物館/九州国立博物館/ご相談により日本各地のご希望の館

基本的には、各館の常設展示室を使っての開催となります。特別展は人が多いことが想定され、ゆっくり鑑賞に集中することが難しいので。同行サービスは基本的にはマンツーマン、または2名様までです。3名以上の人数になる場合は「講座」扱いとなり、別プログラムとなります。時間は1時間半程度を基本としますが、ご相談により調整可能です。また複数回を組み合わせたプログラムにすることも可能です。

(2023年1月24日掲載→最終更新日1月26日)


とまあ、こんな感じです。まだまだ情報が足りない部分もあるかもしれませんので、これを基本に、随時加筆して参ります。料金については、個別にお問い合せ下さいませ。その他ご質問等、お気軽にどうぞ。

お問い合わせ先やアートエデュケーターのキャリアについては、下記のページをご参照くださいませ。

企画展『新原・奴山古墳群と集落』を観てきました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

企画展『新原・奴山古墳群と集落』を観てきました。

福津市のカメリアステージ歴史資料館には、世界遺産登録された新原奴山古墳群に関する展示室があります。コンパクトながら重要な遺物等を展示するための基準を満たす特別展示室がふたつ、その周りに回廊になっている展示スペース、そして机と椅子が備わり閲覧可能な書籍資料の部屋。図書館が2階にあるので、その行き帰りに覗くのに最適です。

展示スペースは広くはないけれど、所蔵している資料はたくさんあり、ときどきこのような企画展で展示解説をしてくださいます。

↓こちらは昨年度の「新原・奴山古墳群」関連の企画展↓

今回の展示では、「住」に焦点を当てられていました。個人的に気になったのは「カマド」。住居内にカマド跡がある「カマド付き竪穴住居」は、5世紀ごろに朝鮮半島からの渡来人によって、ここ宗像エリアに伝わったとされています。住居内に台所があって、そこで煮炊きしたものを食べる…一気に当時の生活が身近に感じられてきます。

可愛らしい「手づくね土器」の数々も目に留まりました。祭祀用に作られたと考えられるミニチュア土器。徳利とぐい呑でしょう、手で粘土をこねて作った感じがダイレクトに伝わってくる土器の姿は、素朴でほのぼのとしていました。古来、酒器は祭祀に欠かせない大切な道具であったことが、あらためて伝わってきます。

それにしても、古墳と集落の分布図を見るたびに、この地域にどれだけたくさんの人々が生活していたのだろうと、なんだか壮大な気持ちになります。須恵器の窯跡が、確認されているだけでも60基以上あるというのも、あらためて興味深く。

こうして企画展を拝見することで、自分たちの住む地域の歴史を振り返る機会があることは、とても嬉しいことです。遠方の博物館等にわざわざ足を運ぶというのではなく、住んでいる場所で、生活の一部になっている文化施設で、観ることが出来るのは、ほんとうにありがたいことです。

令和4年度福津市複合文化センター歴史資料館 企画展『新原・奴山古墳群と集落』は、令和5年1月5日(木)~2月27日(月)(火曜日・最終水曜日は休館)です。

津屋崎古墳群。
495号線沿いに現れる、津屋崎古墳群。

読書『仁義ある戦い アフガン用水路建設 まかないボランティア日記』(忘羊社)杉山大二朗 文・漫画

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読書『仁義ある戦い アフガン用水路建設 まかないボランティア日記』(忘羊社)杉山大二朗 文・漫画

アフガニスタンで用水路建設を続けた医師・中村哲先生と、それを支えるペシャワール会の活動を垣間見ることのできる本が、また一冊世に出ました。このブログで本書をご紹介できる嬉しさ。著者の杉山大二朗氏は、彼がアフガニスタンから日本に帰国して少し経った頃からの友人です。「やっと上梓しました!」と、喜びと安堵の混ざった顔で本書を届けてくれました。

中村哲医師がアフガニスタンで凶弾に倒れてから三年が経ちました。中村医師の葬儀の後に、魂の抜けたような、心ここにあらずの状態で、著者が我が家にいらっしゃったときのことを、はっきりと覚えています。そこから本書上梓に至るまでに、どんな経緯や葛藤があったのかは、容易にすべてを量り知ることはできません。けれども本書を手に、出版の報告にいらした表情を見て、わたしたちもまた、とても安心したのでした。

中村医師に関する書籍は、ご存命中から多数出ていましたが、お亡くなりになってからもなお、次々に出版されています。そんななかでの、ペシャワール会から派遣された現地ワーカーの一人であった著者による本書は、エッセイであり、漫画であり。これまでにないアプローチで、アフガニスタンでの中村医師の姿を垣間見ることのできる一冊です。

漫画という手法を取り入れることで、より読みやすくわかりやすく、一人でも多くの人たちに伝えたいという気持ちが伝わって参ります。読み終わってまず思ったのは、子どもたちにも是非読んで欲しいということ、そして、たくさんの言語に翻訳されて世界中に届けばいいな、ということ。国・宗教・文化を越えて大切なことが、中村医師の姿(行動)を通して伝わってくる本です。

本書を書き上げたことで、さらに書くべきテーマがあることに気がついたという著者の、次作も楽しみです。

『仁義ある戦い アフガン用水路建設 まかないボランティア日記』(忘羊社)杉山大二朗 文・漫画

卯年睦月の花祭窯の庭。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

卯年睦月の花祭窯の庭。

このところ曇りがちの日が続いていましたので、少しでもお日さまがのぞくとすっかり嬉しくなります。花祭窯の小さな露地には、メジロやヒヨドリが騒がしく飛んでくる季節となりました。この季節、庭に色を添えてくれるのはサザンカの濃いピンク色。そろそろ散り始めでもあり、地面もまた華やかです。

サザンカ

先月に比べると、やや色艶が落ち着いてきた感のあるサザンカ。それでもさすがの存在感です。

ひと月前にはまだ色のついていなかった蕾が色づいてきたジンチョウゲ。

お友だちからいただいたパンジーは、これからが楽しみです。

南天の赤い実も、残すところこの一枝。

スノーフレークの新芽がどんどん伸びてきました。

寒さはこれから本番を迎えますが、草花に励まされつつ春待ちの今日この頃です。

読書『しゃべる からだ』(サンマーク出版)トルステン・ハーフェナー著/柴田さとみ訳

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書『しゃべる からだ』(サンマーク出版)トルステン・ハーフェナー著/柴田さとみ訳

こちらも昨日ご紹介の本と同様、メールマガジン「ビジネスブックマラソン」で紹介されていた本のなかで、昨年気になりながらそのままになっていたものの1冊。

↓昨日ご紹介したのはこちらでした↓

さて『しゃべる からだ』。著者の肩書を見ると「マインドリーダー、メンタリスト、マジシャン」とあります。いずれの肩書も、怪しげな匂いがしないこともありません。が、書いてあることは、至極真っ当です。心理学をかじったことのある人ならば、ふつうに「そうだよね、そうだろうね」とうなずける内容なのではないかと思います。「身体言語、知覚、行動心理学、錯覚」などをとことん勉強・実践(実験)なさった専門家、という方が、ぴったり合うような気がします。わたし個人的には、昔から行動心理学に興味があり、本書を読みたいと思ったのでした。

まず最初に書かれていたこの文章に、大きくうなずきました。

『「体」と「心」、「行動」と「思考」の間には、境界など存在しない。すべては関連し合い、つながり合い、互いに影響をおよぼし合っている。』

「境界など存在しない」。当たり前で、わかっていたつもりなのに、無意識のうちに別々のものとして考え語る自分がいたことに気づかされました。このことに気づき、意識し直すだけでも、ものの見方が変わるような気がします。

そしてもうひとつ、本書にある行動心理学を生かすために、大前提とされるのが「観察力」でした。相手のことをどれだけ観察できるか=相手にいかにしっかりと向き合うか。同時に、相手への観察とともに、自分自身への観察も大切でもあると感じました。観察についての記述では、わたしがアートエデュケータとして取り組んでいる「鑑賞教育」に通じるものがたくさんあり、思いがけずつながったことが、読んでいて嬉しくなりました。

サブタイトルに『よりよく生きるための「身体言語」の本』とあります。ノウハウ本として読む方もあると思いますが、もっと深いところで大切なことが書かれていると思いました。昨日は「ラテン語」という言語を通して、今日は「身体」という言語を通して、思考・表現・行動を考える機会となった読書でした。

『しゃべる からだ』(サンマーク出版)トルステン・ハーフェナー著/柴田さとみ訳

読書『教養としてのラテン語の授業』(ダイヤモンド社)ハン・ドンイル著/本村凌二監訳・岡崎暢子訳

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読書『教養としてのラテン語の授業』(ダイヤモンド社)ハン・ドンイル著/本村凌二監訳・岡崎暢子訳

わたしが新刊書評を確認する場所として主に使っているのは、新聞とメールマガジンと、ときどき雑誌です。そういえば書評サイトはほとんど見ていません。メールマガジンは、出版コンサルタント・土井英司氏の「ビジネスブックマラソン」略して「BBM」を購読(無料です)しています。

BBMで紹介されていた本のなかで、昨年気になりながらそのままになっていたものがありましたので、お正月に数冊まとめて手に入れたのでした。そのなかの一冊が本書『教養としてのラテン語の授業』。タイトルの「教養としての」に、またか…の気持ちもありつつ(笑)、メルマガで内容が気になっていたところに、哲学に造詣の深いお友だちが読んで「良かった!」という感想をSNSに上げていたのを見て、買わねば!と思ったのでした。

ラテン語の授業を書き起こしたような章立てになっています。語学の授業というよりは、ラテン語の背景にある文化を覗き込むことのできる授業だと感じました。著者のやさしい語り口が聞こえてくるような文体でした。本を開く前に少し懸念していた「難解さ」はまったく無く、とても読みやすかったです。読後、すっかりやさしい気持ちになりました。

以下備忘。


  • 人は教えている間に、学ぶ(哲学者・セネカの『倫理書簡集』より)
  • ラテン語の「丁寧さ」が地中海の平和を生んだ
  • 言語は思考の枠組みです。相手についての尊重や配慮、公平性を持つラテン語が、ローマ人たちの思考と態度の寄り拠になっていたはずです。
  • 正しい用法がすべての表現の礎となり、それが真の知的体系を形成する
  • みなさんの言葉の中に、典雅は発見できますか?
  • 言語が、(中略)たゆまぬ習慣を通して身につけていく性質を持っている
  • 言語は自分を表現するための手段であり、世界を理解するための枠組みです。
  • 川を渡り終えたら、舟は川に置いていかなければならない。
  • 私たちは自分自身の、そして何かにおいての「スムマ・クム・ラウデ(最優秀)」
  • 周囲の問題は深く考えず、自分が出来ることをやればいい
  • あなたなら、他者に何を与えられますか?どんなものを準備すればいいですか?
  • 自分がどういう人間で、何に喜び、悲しむのか、自分には何が必要なのかも、走ってみた人にしかわかりません。
  • 「一緒に、ともに」の価値が失われてはいけない
  • フラットな言語体系が発達すれば、(中略)嗜好や社会構造も柔軟になる
  • 「私を上に引っ張り上げる」ティラミス
  • 我々は自分が知っているものしか、目に入らない。
  • スピノザにとって欲望とは、それ自体が善や悪ではなく、天地万物すべてに共通する自然法則から生まれた本質に過ぎません。
  • 真理はそれ以外の何物でもなく当然受け止めるべきものであり、外部の力によるものは真理ではない
  • 賽は投げられた
  • これもまた過ぎゆく。

『教養としてのラテン語の授業』(ダイヤモンド社)ハン・ドンイル著より


サブタイトルに「古代ローマに学ぶリベラルアーツの源流」とついているのを、読み終わってから見つけました。本書を読んで、ラテン語を学んだとは言えるものではありませんが、繰り返し読みたくなる本だと思いました。

『教養としてのラテン語の授業』(ダイヤモンド社)ハン・ドンイル著/本村凌二監訳・岡崎暢子訳

2023初釜。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

2023初釜。

今年も無事、南方流の初釜に参加して参りました。和尚さんの美しいお点前を拝見することのできる貴重な機会であり、同門の皆さまと一年最初のご挨拶ができる嬉しい機会です。なにより年の初めに着物に袖を通し、少し緊張して臨むべき場があるというのは、とてもありがたいことだと、年を経るごとにますます強く思います。

前日の茶会準備は小雨のなかでのスタートとなりました。いつものことながら、準備に参加する皆さんのテキパキとした動きに励まされつつ。いろいろと神経を使うことが求められる場面もありますが、わたしにとってはとにかく楽しい時間なのです。掃除をはじめ、準備を整えていくなかで学ぶことは数多く。お茶のお稽古は、日々のお稽古のみならず、お茶会の設営・運営を通して初めて知ること理解できることがたくさんあると、今回も感じました。

お茶会当日は、皆さんの華やかな着物姿が目に嬉しく、ふだんのお稽古ではお会いできない方々にもご挨拶することが出来て、充実した時間になりました。わたしは今回初めて「末客」を務めることになり、過分な重責に、前日から緊張。当日の席では、先生がわたしの隣の席についてくださり、その都度細かいアドバイスをくださったので、なんとか無事務めを果たすことが出来ました。こうした役割も、実際に担ってみなければわからないことばかり。ご指名くださり、学びの機会をくださった先生に、心より感謝です。

おかげさまですっかり新年の参加行事となりました。初釜が終わると、お正月気分がすっかり抜け、シャキッとします。この充実感が大きな糧になっています。

やっと博多座、やっとエリザベート。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

やっと博多座、やっとエリザベート。

ずいぶん観劇に行くことが出来ていなかった博多座に、ようやく行って参りました。コロナ禍下で、チケットを取ったもののあきらめたものもあり、ほんとうに久しぶりでした。そんな2023年初観劇は『エリザベート』。2016年チケットを撮り損ね、2020年リベンジ!と思っていたら全公演中止となり…のあとの、2023年です。

博多座 ミュージカル『エリザベート』

満席の観客席の9割方は女性だったと思います。開演前から会場ではすごいエネルギーを感じました。競争の激しいチケットをゲットした皆さんの想いがあふれていたのかもしれませんね。わたしが観た回のキャストは、花總まりさん、井上芳雄さん、涼風真世さんで、ずっと見たいと思っていた方々の舞台を観ることが出来ました。

井上芳雄さん、すごい存在感でした。歌声も身のこなしも美しく、目の保養になりました。トート(黄泉の帝王)という役柄もあったのかもしれませんが、オーラがすごかった。花總まりさんもすごいですね。わたしのお友だちがこの人の追っかけを宝塚時代から続けているのですが、その気持ちがわかったような気がしました。そして一番楽しみにしていた涼風真世さん。もとはといえば『エリザベート』を観たいと最初に思ったのは、彼女がシシィを演じたころだったのです。今回、役は異なれど、その舞台上にいらっしゃるのを拝見できたのは、とても嬉しいことでした。

ミュージカル『エリザベート』を観ることが出来なかった間に、藤本ひとみさんの『皇妃エリザベート』を読んでいたので、大まかな時代背景や人物相関を少しでも知ることが出来ていたのは、良かったです。もちろんそのような予備知識無しでも、ミュージカルそのものが素晴らしいので問題ありませんが、ちょっとだけ自己満足。

カーテンコールは拍手が鳴りやまず、結局5回も出てきてくれました。終了・退場案内の館内アナウンスがはじまっても拍手が止まずに、緞帳が上がったときは、観客総立ちでした。素晴らしい世界観のなかに居ることが出来た幸せ。幸先の良い観劇スタートを切ることが出来ました。今年はあと何回か、博多座に足を運べるといいな、と思います。

津屋崎の冬の風物詩。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

津屋崎の冬の風物詩。

といえば、そう、ソデイカです。上はアホな写真でスミマセン。そのソデイカがどれほど大きいのか!?を分かりやすく示すために、記念撮影してもらいました。この冬は4杯目ですが、今回取れたのが、今のところ一番大きいです。身長(!?)1メートル越え。

あまりにも大きかったので、ご近所コミュニティスペースで「ソデイカ解体ショー」を急遽開催したダンナ。アホですが、皆さんに楽しんでいただくことが出来て、おすそ分けもできて、ソデイカ・コミュニケーションに花が咲いています。

お友だちが「ソデイカ解体ショー」を動画に撮ったようなので、アップされたらこちらでもあらためてご紹介いたしますね。

↓ちなみにこちらは2シーズン前のもの↓

ただ、実のところ津屋崎の冬の風物詩はソデイカだけではないのです。ヒジキも今が採り時ですし、カワハギの一種が大量に砂浜に打ち上がってくるのも、この季節。イカにしてもカワハギにしても、なぜ浜辺に打ち上がってくるのか謎が多いのですが、おかげさまで美味しい海の幸にありついております。

この冬も津屋崎を満喫中^^