続・仙台。青葉城編。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

仙台に行ってきました、青葉城編。

人生初の東北。もちろん地震後、初めてでもありました。飛行機が仙台空港への降下をはじめると、海~沿岸部が見えました。あちらこちらから土煙が上がっている様子も見えました。頭を下げて黙とうしました。

今回は大きな目的であった宮城県美術館ともうひとつ、仙台城跡(青葉城跡)に行って伊達政宗公の騎馬像に会うという目的がありました。

残念ながら仙台市博物館は休館中でしたので、今回はフィールドを満喫することに。地下鉄の仙台国際センター駅から徒歩で向かいました。

三の丸跡にある仙台市博物館の周りには、さまざまな銅像や記念碑があり、それらを観て回りながら、城跡へと近づいていきます。石段や山道っぽい坂を上っていくと、ところどころに地震の後の復旧の様子を記した立て看板。熊本地震のあとの熊本城にも行きましたが、仙台城跡にも被害の痕跡が。息子と一つ一つ確認しながら進んでいきました。

山道から大きな道路に出ると、目の前に急勾配の急カーブ。うわ~!これを登るのかと思いながら「これは攻めにくい城だっただろうね」と聞いてみると、戦国武将マニアの息子から帰ってきた返事は「だけど青葉城は実際は戦乱には巻き込まれてないんだ」と。なるほど。

息を切らしながら坂を上っていくと、立派な石垣が目の前に現れました。

青葉城

ここからさらにぐるっとひと登りして辿り着いた先に、騎馬像の政宗公がおられました。標高120メートルの山のうえから眺めると、広瀬川がお堀のようになっているのがわかり「立地を生かした山城」であることがひしひしと感じられました。

無事目的達成で、嬉しい初仙台となりました。

 

 

 

 

むなかた自炊塾で食育を考えた。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

むなかた自炊塾のオープン企画に参加してまいりました。

美味しい野菜の味を知ろう!
〜 菌ちゃん野菜のススメ

むなかた自炊塾とは、九州大学持続可能な社会のための決断科学センター准教授である比良松道一先生が代表を務める活動グループ。比良松先生は、九州大学での「弁当の日」や「自炊塾」の講義だけでなく、年間60回を超える食育に関連する講演を全国各地でなさっています。

むなかた自炊塾で行っているのは、九州大学の講義をベースとする宗像版市民向け講座。市内産地見学ツアー、市内レストランシェフによる簡単な調理実習、漁業者・農業者との交流、みそ作り体験、大学教員によるお話などを通じて自炊力の向上と食にまつわる多様な知識修得ための持続的プログラムを立案し、実行します。(むなかた自炊応援団FBページより)

今回は、特別ゲストに佐世保市を拠点に活動するNPO法人「大地といのちの会」吉田俊道先生をお迎えし、

野菜が本来持つ力に関するお話を聞き、想像を超える野菜の味を体験するという、一般参加OKのオープン企画でした。

ユーモアたっぷりのお話に大笑いしながらの講義で学んだのは、

  • 食文化=普通の家庭にあった和食文化の継承の大切さ。継承者の育成の大切さ。
  • 自炊を日常化する=自炊を通して、食の向こう側にある(農業・漁業その他たくさんの)社会を俯瞰することの大切さ。
  • 団らん=みんなで食卓を囲むなかで生まれる心の交流の大切さ。

文字にするとこんな感じになるのですが、この字面では表し尽くせない大切なお話を聞くことができました。

食べるものがわたしをつくる。

“まずは1品でもいいから、自分で野菜をつくる”

あらためて、ここからはじめようと思います。

 

 

福津市には「郷育カレッジ」があります。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

花祭窯は津屋崎にあるのですが、その津屋崎があるのは福岡県の福津市です。旧福間町と旧津屋崎町が合併して「福津市」が誕生しました。

福津市には「郷育カレッジ」があります。

「ごういくかれっじ」と読み、福津市民と福津で働く人のための生涯学習の仕組みです。

「郷育」というのは造語ですね。郷育カレッジの講座一覧から引用すると…

「郷育」の「郷」という字は、「地域」「自分たちの住んでいるところ」や「ふるさと」という意味を持っており、「育」は、その地域によって育てられ、また地域を育てていく姿をイメージしています。(中略)
福津という郷で学び、そこに暮らす人も地域も一緒に育ち、人と人とのかかわりの中で学び、遊び、その知識や経験が町や地域に還元されることを望んでいます。(引用ここまで)

ということで、「ふるさと」「健康・福祉」「環境」「国際交流」「情報処理」「スポーツ」「子育て」「生きがい」「男女共同参画・人権」といった多様な分野の講座が年間を通して行われています。

津屋崎に越してきてすぐに郷育カレッジの講座受講生募集の案内が市報と一緒に配られたのですが、その講座一覧を見て「行政がここまでやっているなんてすごい仕組みだ!」と驚きしました。移住一年目、わたしは「ふるさと」分野で開講される「地域の歴史」をテーマにした幾つもの講座を、時間が許す限り受けまくりました(笑)

特にわたしがこれまでに受講した講座では、講師の方が市の文化財担当の学芸員さん、郷土史会や考古学協会の方々など、皆さんマニアックで大きな情熱をもって教えてくださる方ばかり。座学だけではなく、古墳散策などの実地学習にもいくつも参加することができました。

おかげさまで自分がこれから生活していく場所が、歴史的にどんな場所であったのか、なんとなく輪郭が見えて、地域への関心が一層高まりました。500円の入学金と1000円の年会費でこれだけのことを学べるなんて、すごいことです。

そんなふうにお世話になった「郷育カレッジ」に、昨年からボランティアの運営委員として参加をしています。年に一度の郷育カレッジの入校式の準備や、日頃の講座の受付など、できる範囲での微々たるお手伝いですが、嬉しく参加しています。

福津市にお住まいでまだ郷育カレッジを知らない皆さま、ぜひ上手に活用してください。おススメです(^^)

 

 

花祭窯の未来を語ってみた。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

昨日は博多で経営者の勉強会でした。

テーマは「未来」。

今年の4月からはじまったこの勉強会。
少人数の集まりで、お互いの信頼関係をベースにざっくばらんな意見交換がなされる場になっています。信頼し尊敬する経営者の方からストレートにご意見をいただける、とてつもなくありがたく貴重な時間です。

今回の勉強会。テーマは「未来の話」。自由に各々15分間のプレゼンテーション、というものでした。

15分間のプレゼンテーション。

今回わたしも含め4名の発表は、プレゼンの手法も、発表の内容も、自由で個性的で面白い発表会となりました。特にプレゼンの手法については、近頃はパワーポイントなどの「プレゼン用ツール」を用いるのが一般的ですが、4名がそれぞれ異なった方法でアプローチ。こういう側面を垣間見るだけでも、その柔軟さに学ぶことの多さを感じます。

さて、わたしはといえば「ホワイトボードへの手書き」+「語る」でプレゼン。15分の組み立てを準備・練習して臨んだつもりが、持ち時間の15分を5分オーバー。話しながら伝えたいことがさらに湧いてきて、ついつい予定以上のことを話してしまった結果でした(汗)

ともあれ、勉強会仲間内とはいえ久々のプレゼンは、自分の考えをまとめる良い機会となりました。次回への反省材料も多々。特に「時間内に話し終わる」と「ビジュアルに訴えるツールを用いる」は課題です。

そして肝心の「花祭窯の未来」は、これまでにも各所で語っているミッションに集約されました(^^)

肥前陶磁の伝統工芸文化・技術の素晴らしさを伝え、後世に残す仕事をする。

「発表する」の効用を大きく感じた今回の勉強会でした。

職人会議に参加して参りました。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

先週末は千葉県に。
写真の通りの快晴で、常磐線の車窓から遠くに富士山!
「これはツイてる」と思わずパチリ。
窓越しの写真なので見えにくいかもしれませんが、実際は、くっきりはっきり富士山でした(^^)

長年お世話になっている会員制勉強会組織OSMCの「職人会議」に参加してまいりました。
OSMCは、株式会社こきょう(代表取締役 森本繁生さん)運営の会員制勉強会。個人事業主から上場企業まで、EC事業者、製造業、士業、デザイナー、プログラマーなど多くの業種の経営者の方々が参加しています。

会議テーマは、クリエイティブ。

というわけで、通常「勉強会」的なものへの参加はわたしの仕事役割なのですが、今回はその会議にダンナ・陶芸家 藤吉憲典がゲストとして招かれる珍事(笑)

  • 人工知能の時代、人間に求められるのは「創造力」?
  • 「HOW」「ノウハウ」をいったんリセットして、創造力・発想力の翼を広げるには?
  • 「どうする」ではなく「どうある」?

参加者(わたしも含め)各自、それぞれに課題を頭に置きつつ会議スタート。
人数はディスカッションに程好い10名ほどで、和気あいあい(^^)

ダンナへの問答を通して、今回のテーマ「クリエイティブ」を開花させるには、「どうするか」よりも「日ごろから、どう在るか」が、大きな要素となることがなんとなく見えてきました。

  • 「暇」は大切
  • なにかの役に立つかなんて考えずに純粋に楽しむ
  • 面白がってチャレンジする
  • ゴールなんて無い=見えるのは次のステージへの入り口

そして参加者の方々の「経営者」という立場からは、その「創造力」の成果をいかに世に出す=「伝える」か、という課題もまた大きなようでした。

ダンナ・陶芸家 藤吉憲典初参加の勉強会会議、無事終了。
もともとおしゃべりではあるけれど、言葉で表現することが難しいから「ものづくり」をしているわけで、たいへんだったと思います。引き受けてくれたダンナに感謝。
今回のわたしの役割はさしづめ「アーティスト→ビジネスマンへの通訳」とでもいったところで、面白い時間でした。

ご参加の皆さんの心に、少しでも届くものがあったら嬉しいなぁ、とつくづく。

お酒を飲みながら建築のお勉強。その4

こんにちは。花祭窯 内儀(おかみ)ふじゆりです。

お酒を飲みながら建築のお勉強

その第4回目が先日ありました。
今回も隣町・宗像にお住まいの建築家、株式会社藤井設計室の藤井さんご夫妻のご好意で。
https://www.facebook.com/Fujii.Design.Office

阿蘇ファームランド、ハウステンボス、ひらかたパーク、南紀白浜とれとれヴィレッジ・・など
おもしろい空間をたくさん手がけておられるスゴイ建築家さん。

毎回、様々な建築様式が登場しますが、その時代背景・文化の流れとともに教えていただけるので、
建築素人のわたしたちにもわかりやすく、お腹も心もいっぱいに満たされる勉強会です。

第4回目のテーマはビザンチン建築

個人的に特に面白かったのは、教会の内側と外側の変化。
いえ、政治的なことではなく、あくまでも建築デザインのことなのですが。

建築物の目的、なんのために(誰のために)建てられた建物なのかが、
如実にデザインや装飾に表れる面白さ、さらにその変遷の面白さを今回は特に感じました。

「ラヴェーナ(ラヴェンナ)に行きたい!」と夢が広がりました。
今回学んだ初期キリスト教の建築物群が残っているのが、
イタリアの小都市ラヴェンナなんですね。

モザイク芸術の宝庫。
実物を近くで見てみたいと、大いに盛り上がりました。

今ではその建築物群が世界遺産に登録されて、一躍有名に。
・・というようなこともぜんぶ、この勉強会で初めて知ったのですが(^^;)

建築の歴史と文化のお勉強を通して、
行きたい場所、見たいものがどんどん増えていきます。

お酒を飲みながらお勉強・その3

こんにちは、ふじゆりです。

お酒を飲みながら建築のお勉強

第3回目。
今回も隣町・宗像にお住まいの建築家、株式会社藤井設計室の藤井さんご夫妻のご好意で。
https://www.facebook.com/Fujii.Design.Office

阿蘇ファームランド、ハウステンボス、ひらかたパーク、南紀白浜とれとれヴィレッジ・・など
おもしろい空間をたくさん手がけておられるスゴイ建築家さん。
ご縁があって家族ぐるみで仲良くしていただいています。

その藤井さんがこれまでにヨーロッパ各地で撮影してきたさまざまな様式の建築物の写真を見ながら、
それぞれの建築について解説を聞くことが出来るという趣向です。

第3回目のテーマは古代の建築

ピラミッド、ストーンヘンジなど壮大な建築物が画面に現れるたびに
「なんのために?」「どうやって?」の「?」がどこからともなく飛び出します。

そのたびにたどり着く結論が、「わからない」。

今回の勉強会で個人的に一番面白かったのは、
この「わからない」ということを受け止めることでした。
わからないし、もっと言えば「そんなことはどうでもいい」

なんのために作られた建造物なのか、どうやって建てられたのか。
確かにとても気になる部分ですし、いろいろと推測することはできます。
推測して議論する、というのが一般的にありがちな学び方かもしれません。

でも、藤井さんがその都度おっしゃった
「僕たちが考えつくことは、すべて現代科学(西洋科学)の前提に基づくものだから、
本当のことなんて誰にも分らない」ということが、とても響きました。

そして「そんなことはどうでもいい」
建築家である藤井さんがそのようにおっしゃることが、とても面白かったのです。

そうなんです。
美しいものは美しい。素晴らしいものは素晴らしい。
「どうやってつくったのか」なんていうのは、おまけみたいなものなんですね。
頭で理解するのではなく、感性で評価する。

わからないことはわからないままに、自分の五感で受け取ったままに
そのものを受け入れる「ものの見方」。
その心地よさを存分に味わった勉強会でした。

ありがとうございました。

宗像盛り上げ隊、第一回記念イベント。

こんにちは!ふじゆりです。

今日はひとつイベントをご紹介します。
その名も
宗像盛り上げ隊、第一回記念イベント
「海賊と呼ばれた男」出光佐三の生まれ故郷・宗像市で
グルメ&現場見学会&プチ勉強会&ワインソムリエによるフランス料理」

http://moriagetai.com/post_detail.php?no=1

宗像495号線沿いにある、洋食グリルふらんす屋さん。
宗像495号線沿いにある、洋食グリルふらんす屋さん。

津屋崎に来て、地域を盛り上げようとがんばっている人たちとのつながりが
どんどん強くなってきていることを感じます。

ここ津屋崎はもちろんのこと、少し広域に見て宗像地区
さらに広域に見て福岡県。
自分たちの住んでいる地域をより良くしたいと
活動なさっている方々とのつながりが増えてきました。

タイトルにある「宗像盛り上げ隊」もそのひとつ。

もともと津屋崎は「宗像郡津屋崎町」だったそうで
地理的に見ても、現在の宗像市とつながりの強い地域であることがわかります。

さて、宗像盛り上げ隊は、昨年からその胎動があらわれました。
初代隊長の(株)ケイエムテクノス社長・室水さん(通称ふ~こさん)とは、
わたしが佐賀に居たときから何度かお会いする機会がありましたが、
ここにきて一緒にできることが生まれ、ご縁のありがたさを感じています。

宗像盛り上げ隊、記念すべき第一回目のイベント内容は次のとおり。
興味のある方、勉強したい方は、ぜひ参加をご検討くださいね♪

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◆◆「海賊と呼ばれた男」出光佐三の生まれ故郷・宗像市で

グルメ&現場見学会&プチ勉強会&ワインソムリエによるフランス料理◆◆

宗像盛り上げ隊、第一回目の記念のイベントです(^o^)

お申し込みはこちらから↓
http://moriagetai.com/post_detail.php?no=1

●日時:平成25年5月8日(水)11時~
●場所:福岡県宗像市(玄海地区)
●費用:プチ勉強会part1(11:00~15:00):2,500円(昼食代)
プチ勉強会part2(15:30~17:30):3,000円
夜の懇親会 (18:00~ワイン付き):5,800円
※貸切バス等を利用される方:お一人@1,200円

<勉強会メニュー>

(プチ勉強会part1)~宗像パワースポット~
①九州第1位、全国第4位「道の駅むなかた」視察
集客と売り上げの秘密を館長さん(or駅長さん)解説でご案内
http://www.michinoekimunakata.co.jp/ (昼食):漁師直送 活きイカと玄海・海の幸(宗像・玄海グルメ)
玄海 若潮丸 http://www.munakata.or.jp/ebook/(で検索))
②鎮国寺 住職から宗像パワースポットの歴史をプチ学び
http://www.chinkokuji.or.jp/

道の駅むなかたには玄海の海の幸がたくさん。
道の駅むなかたには玄海の海の幸がたくさん。

(プチ勉強会part2)
テーマ:「世界を動かすたったひとつのもの、それは情熱である!」
講師:「京都おぶぶ茶苑」店長 松本靖治(まつもとやすはる)氏
http://www.dreamgate.gr.jp/knowhow/netbusiness/id=1381
様々な独自イベントによりお客さまに喜んでいただく仕掛けをし続け、情報を全国・世界に発信。ネットショップでありながら体験型の商売を熱く展開中、その情熱を探ろう!

農業ソーシャルベンチャー、京都おぶぶ茶苑
農業ソーシャルベンチャー、京都おぶぶ茶苑

(懇親会)レア・ワインで味わうフレンチ・ディナー(竹虎さん絶賛)
洋食グリル ふらんす屋 http://r.goope.jp/furansuya3959

<ご留意事項>
※送迎・車移動等の詳細について、参加される皆さまに後日ご案内いたします。
※なお、運営によって金額が若干前後することがあります、予めご了承ください。
※宿泊をご希望される方がおられましたら、下記をオススメいたします。
なお、お手数ですが各自でご予約方お願いいたします。
(玄海ロイヤルホテル ネット予約で8~9,000円)

お申し込みはこちらから↓
http://moriagetai.com/post_detail.php?no=1

<主宰(お問い合わせ)>
熱い!宗像盛り上げ隊
隊長 ㈱ケイエムテクノス 代表取締役 室水 房子
(運営事務局)担当:泉 義也(宗像市商工会)
電話:090-4991-4727
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もちろん、わたしも裏方で参加いたします。
とても楽しみです(^^)