福。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

あちらこちらで節分の恵方巻の宣伝を見かけます。そろそろ我が家でも豆まきの準備が気になってきました。

豆まきといえば

鬼は外、は内。

この「福」の字、やきものの文様として古くから親しまれ、好まれています

やきものの文様については、中国文化の影響を大きく受けている肥前磁器。中国でも「福」の文字はたいへん喜ばれる文字なのですね。

一例として、中国ではコウモリが「福を呼ぶ」としてたいへん人気で、コウモリ文様がおめでたい吉祥文様として定着しています。その理由は、

コウモリを漢字で書くと「蝙蝠」 で「蝠」が「福」の字に似ているから。

それほどに「福」という字に愛着があるのですね。

 

赤絵蝙蝠文蕎麦猪口(藤吉憲典)
赤絵蝙蝠文蕎麦猪口(藤吉憲典 作)

蝙蝠(コウモリ)の字だけでなくデザインそのものが吉祥文様となっています。上の写真は古伊万里の時代から人気の古典文様。もともとは中国磁器の人気文様を写したものです。向かい合わせの蝙蝠も福々しさに魔除けの赤。現代でも通の間で根強い人気です。

染付福鬼文蕎麦猪口(藤吉憲典)
染付福鬼文蕎麦猪口(藤吉憲典)

こちらは、藤吉憲典オリジナル文様の「福鬼文」。お多福さんの反対側は、鬼の絵になっています(^^)

 

金柑炊いてます。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

今、金柑炊いてます。

創業地・佐賀県江北町にある花祭は自然豊かな山間地です。傾斜地ではありましたが、庭というか山というかちょっとした土地があったので、嬉しくて木をたくさん植えています。食いしん坊なので、実の成る木ばかり(笑)。そのなかのひとつが、金柑です。

植えてから20年ほどになります。金柑の木は1本だけですが、毎年たくさんの実をつけてくれて、この冬も豊作でした。年末から年始ごろ、色づいてきたら収穫してきて、甘露煮にするのがすっかり習いになりました。

この金柑、今でこそ毎年数え切れない数の実がつきますが、小さな苗を買ってきて地植えした最初の三年間は、花は咲けども実はつかず。やっぱりもう1本増やしてあげたほうがいいのかなぁ、と思いはじめた矢先に最初の3粒が実りました。このときの嬉しかったことは言うまでもありません。

その翌年には9粒。そのまた翌年には15粒を超え、そのあとは毎年どんどん実が増えていきました。花祭は野鳥がたくさんやってくる場所でもあるのですが、その野鳥も南天・モチノキ・ピラカンサスなどの赤い実の次に、金柑をねらって飛んでくるようになりました。

というわけで、今年も金柑炊いてます。

のどの痛みや風邪に効くといわれていますよね。効果のほどはよくわかりませんが、とりあえず、おいしいので冬の楽しみの一つです。ただ毎回量が多いので、甘露煮以外にも簡単で美味しいレシピ無いかな~、というのが正直なところ。

金柑レシピご存知の方、ぜひ教えてください!

 

 

 

酒粕の愉しみ。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

寒い季節の楽しみのひとつ、あったかい甘酒。
ご近所の豊村酒造さんで、今年も酒粕の販売が始まりました。

酒粕の愉しみ。

酒粕を使っての甘酒は、飲みたいときにサッと作れる手軽さがなによりの魅力です。気分に合わせて粕の量を増やしたり減らしたりして、好みの濃さでいただけるのも嬉しい。「半インスタント」とでも言いましょうか、不器用なわたしでもまず失敗がありません。

この手軽さのおかげで「冬は酒粕で甘酒」がすっかり習慣に。毎年、酒粕でつくるのは甘酒ばっかり…という状態が続いておりました。

が、本日豊村酒造さんに立ち寄ったところ「甘酒の作り方」「粕汁の作り方」「野菜の粕漬の作り方」が書かれたチラシ発見!このところお手製ぬか漬けのおいしさにハマっている身としては、やはり「粕漬け」を外すわけには参りません。というわけで、さっそく試し漬け。数日後の漬かり具合に乞うご期待というところです。

 

ところで…写真の甘酒の器に目が行った方があると思います。白い甘酒を映えるように撮りたいな、と思って真っ先に頭に浮かんだのがこの器。

浅井純介さんのおつくりになった織部(おりべ)で贅沢にいただきました(^^)

 

取り扱いご検討のギャラリーさんへ。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。
今週末はまた寒くなるという予報。暖かくして過ごしたいですね。

さてこのところ立て続けにお問い合わせのお電話をいただきましたので、

花祭窯・藤吉憲典の器・作品
取り扱いをご検討のギャラリーさんへ。

花祭窯では、こんな考え方をしています。

1997年の独立創業当初から一貫して、商社を通さずギャラリーさんとの直接お取引をしてきています。最終的にお買い上げして使ってくださるお客さまのお顔・ご要望がきちんと見えているオーナーさんとお付き合いしたいという思いからです。

ギャラリーさんとの関係で重視しているのは、お互いに敬意をもってお付き合いできることと、その結果として生まれる信頼関係です。

そのため、具体的な商談の前に必ず、オーナーさんとつくり手・藤吉憲典がきちんとお話をできる場をもつようにしています。最近は工房にお越しくださる方が増えてまいりましたが、こちらからお店にお伺いすることも多いですし、その両方を経たうえでお話を進めることが少なくありません。

ものづくりに対する考え方、価値観、理念、目指している方向など、いろいろなことをお話しさせていただいて、「なにを大切にしているか」ベクトルが合いそうな場合に、お付き合いがはじまります。

これもまた創業当初から一貫している考え方です。

そもそも花祭窯は藤吉憲典が一人でものを作っているため、数をたくさんつくることはできません。その分ひとつひとつのものにしっかりと力を注いでいます。それを理解して、愛情をもって扱ってくださる方に託したいと思っています

どんなに有名であったり販売力のあるギャラリーさんでも、基本的な価値観のところですれ違っていたり、愛情をもって扱ってくださらない節が見えた場合には、お断りしています。つくり手である藤吉憲典と、売ってくださるギャラリーオーナーさんとの間での信頼関係が築けなければ、長いお付き合いは無理なので、そのようにしています。

逆にいうと、きちんとお話をしたうえでお互いに敬意をもってお付き合いできることが確認できれば、規模の大小や実績などは問わずにお取引をしています。

独立当初、なんの実績も後ろ盾もなくても「つくったもの」と「つくり手の姿勢」だけを評価して藤吉のつくるものを扱ってくださったギャラリーオーナーさんたちに救われました。そういう方々とお会いできたからこそ、こうしてやきものの仕事を続けることができています。わたしたちもずっとそういうスタンスでありたいと思っています。

このように商売上手ではありませんが、いただいたお仕事・かけてくださった期待に対しては、全力で応える用意があります。単純に売れたらそれでいいという考え方ではないので、もしかしたらほかの作家さんに比べたら面倒くさいかもしれません。それでも藤吉のつくるものを扱いたいと思ってくださる方、ぜひお問い合わせくださいませ<(_ _)>

 

 

龍とか鳳凰とか赤の意味とか。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

このところ中国とご縁のある方とお話をする機会が立て続けにありました。そのなかで「これ、いいですね」と言われたのが、写真のコーヒーカップ&ソーサー。赤絵で龍と鳳凰を描いたものでした。

龍とか鳳凰とか、赤の色の意味とか。

花祭窯・藤吉憲典のつくる肥前磁器は、1600年代初頭に朝鮮半島からもたらされた技術ではじまり、中国・景徳鎮(けいとくちん)窯の磁器技術などをお手本に発展してきたといわれており、中国の窯業技術・文化の影響を大きく受けています

その影響が見た目にわかりやすいのが、絵付です。中国の文化・思想を背景にした文様の題材がとても多いのです。なかでも龍や鳳凰(ほうおう)や麒麟(きりん)といった霊獣(れいじゅう)文は、中国で吉祥文様として古くからやきものにもしばしば描かれ、いまだに根強い人気を誇っています。

中国で神聖視された想像上の巨大な霊獣。特に龍は中国では皇帝の象徴であり、官窯(皇帝のお抱え窯)では、皇帝用の器に描く龍だけは爪を5本で描くことが許されるという決まりがありました。一般的には爪は4本で、今でもやきもの好きの間では、龍の文様を見ると真っ先に「4本ですね」などと爪の数を確認することが話題のひとつになったりします。

さらに赤は魔除けの色、転じておめでたい色とされています。「赤絵万暦」と呼ばれる絵付は、中国は明の時代に流行ったものでした。いまもなお赤絵で龍や鳳凰を描いたものは、中国にご縁のある方々にとって、とても吉祥の意味の強いおめでたいものとなることが、いろいろなお話をするなかで実感として伝わってきました。

あらためて、わたしたちが生業としている「やきもの」と中国との縁の深さを感じる年初めとなっています。

 

 

蕎麦猪口と小皿豆皿。

おはようございます。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

先日、藤吉憲典の2017年の個展予定をご紹介しましたが

花祭窯・藤吉憲典2017個展予定など。

詳細の決まっていなかった熊本SUNNYさんでの企画展の内容が決まりました!

蕎麦猪口と小皿豆皿。

2017年熊本・SUNNY 4周年記念展は、蕎麦猪口と小皿豆皿。

期間は、6月24日(土)~7月2日(日)の9日間です。

蕎麦猪口と小皿豆皿は、花祭窯・藤吉憲典の定番ロングセラーな蒐集もの。いまやライフワークの一つとなっています。

藤吉憲典の蕎麦猪口・小皿豆皿が一覧できる 蕎麦猪口倶楽部 には、全国の蕎麦猪口好き、小皿豆皿好きの皆さまからご注文をいただいておりますが、たくさんの種類を実際に手にとってご覧いただける機会が、実はそう多くはありません。

SUUNYさんでは、昨年の3周年まで「蕎麦猪口展」として150種前後の蕎麦猪口をご覧いただくことのできる機会となっていましたが、今年は「小皿豆皿も見たい!」というお客さまのご要望にお応えすることになりました。

それぞれどれくらいの数の展示になるかは、これからの検討になりますが、2017年、藤吉の蕎麦猪口と小皿豆皿の実物をその目と手でご確認いただける一番の機会になることはまちがいないでしょう。

・・というのも、津屋崎の花祭窯にお越しになられたことのあるお客さまならお気づきかと思いますが、工房兼ギャラリーである津屋崎でも、蕎麦猪口や小皿豆皿の在庫が少ないことが多いのです。

ネットからのご注文ももちろんとても嬉しくありがたいですが、この機会にぜひ熊本にいらっしゃいませんか?まだ半年ほど先ですので、ぜひ今から日程をキープしてくださいね(^^)


熊本・SUNNY 4周年記念展 藤吉憲典の蕎麦猪口&小皿豆皿
期間:6月24日(土)~7月2日(日)
場所:熊本市中央区水道町4−39

※日程が近くなりましたら、ご希望の方にはご案内状をお送りいたします。

 

 

 

 

 

 

初釜茶会に行って参りました。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

初釜茶会に行って参りました。

昨日は入門している茶道南方流の初釜でした。お茶会前日はお掃除と準備。窓ふき・露地掃除・毛氈(もうせん)の準備などなど…この「前日のお勤め」を通して心を整えていくことが、おかげさまですっかり習いになりました。

日頃はお稽古の曜日や時間帯によりお会いする機会の少ない同門の方々、先生や諸先輩とお会いできるのも初釜茶会の嬉しさ。初釜らしい皆さんの装いで、気分も華やぎます。わたしはまだまだ着物の着方が下手なのですが、安心してアドバイスをいただいたり、その場で直していただけるのも、ありがたい機会です。

メインの楽しみはなんといっても、和尚さま自らのお点前を間近で拝見できること。余裕ある手さばき足さばきの美しさに思わずため息が出ます。また南方流の初釜では、毎回色紙を頂戴します。これがもうひとつの楽しみ。

今年の色紙に書いてあった言葉は

無位の眞人(むいのしんにん)

「どんな位にも属さない眞の自由人。大悟徹底の人をいう。」とありました。

どんな位にも属さない眞の自由人!すごい響きですね。

新しい一年が始まった、と感じる初釜の茶会です。

 

 

花祭窯・藤吉憲典2017個展予定など。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

本年もどうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>

2017年最初のブログは・・・

花祭窯・藤吉憲典の2017個展予定。

本年もありがたい機会をいくつもいただいておりますことに、心より感謝申し上げます。ありがとうございます!


5月3日(水)~5月24日(水)
ロンドン Sladmore Contemporary 個展

国際アートフェアCOLLECT、企画展”FIVE CERAMICISTS”を経て、海外での初個展。いよいよ世界のアート界へチャレンジの第一歩です。

5月26日(金)~5月30日(火)
東京・西麻布 桃居さんで個展

2005年から隔年で機会をいただいている桃居さんでの個展。つくり手としての成長・進化をご覧いただいてこそのありがたい機会です。今年もまた「新しい藤吉憲典」をご覧いただくべく、すでにテーマも決定しました。どうぞご期待ください。

6月9日(金)~6月11日(日)
福岡・津屋崎 花祭窯「20周年展」

今年は花祭窯創業20周年です。開業日の6月9日を含む週末に、皆さまへの感謝イベントを開催できればと考えています。

6月下旬~7月初旬
熊本 SUNNYさんで企画展

恒例となりましたBistro&Bar SUNNYさんの周年記念展。昨年の3周年までは連続で蕎麦猪口展を開催しました。今年の4周年の日程詳細と内容は現在検討中。決定次第、あらためてご案内いたします。

7月22日(土)~7月30日(日)
兵庫・神戸 ギャラリー壺屋さんで個展

昨年からお付き合いのはじまった神戸御影のギャラリー壺屋さんでの初個展です。「これぞ藤吉憲典」と納得していただける内容を持ってお伺いいたします。

12月14日(木)~12月28日(木)
鹿児島 壺中楽さんで個展

2年ぶりの鹿児島・壺中楽さんでの個展になります。普段使いの器から、クリスマス・年末年始に嬉しいハレの器まで「お家の食卓」を意識したラインナップを予定しています。

12月22日(金)~12月29日(金)
福岡・津屋崎 花祭窯「暖の器展」

1年の感謝を込めた花祭窯の企画展を予定しています。


現時点での予定はこのようになっております。今後詳細が決定したり、追加・変更などがありましたら、その都度ブログでもご案内してまいります。

今年は特に5月から7月に個展が集中します。つくる時間を確保するため、最初の個展が5月と少々お待たせいたしますが、楽しみにしてお待ちいただけると幸いです。

本年も各地で一人でも多くのお客さまにお会いできることを、つくり手・藤吉憲典ともども楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします!

「祝の器展」本日最終日。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

「祝の器展」本日最終日。

2016年もお世話になりました。ありがとうございました。

毎年、12月は一年間の感謝を込めて花祭窯での展示企画をしたいと思いながら、できたりできなかったり。今年は12月22日から本日29日まで「祝の器展」として展示ができて、ホッとしています。

この展示でつかったのは、江戸時代からつい近頃まで使われていたという朱塗りのお膳。ご近所さんからのたいせつな預かりものです。

ご主人がお亡くなりになってから、それまで続けていたお正月の習慣もすっかりやめてしまったと。昔からのお道具が蔵に眠っているから、それよりは使ってもらうと嬉しいのよ、とおっしゃって、わたしたちに預けてくださったお道具のひとつです。

藤吉憲典染付の器、赤絵の器

「祝の器展」を見に来てくださった方、みなさんがこれをご覧になって喜んでくださいます。「なつかしい」とおっしゃるご年配の方だけでなく、若い方からも「かわいい~!」の声。

一人でも多くの方にこの風景を楽しんでいただくことも、花祭窯がここでできる仕事のひとつかもしれないと、ありがたく嬉しくなります。来年もこのような機会を必ずつくろうと、手帳に予定を書き入れました。

2016年の祝の器展もあと数時間。
今年も一年、ありがとうございました<(_ _)>

2016読んだ本ベスト5。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

今年もたくさんの本に助けられました。
本に順位をつけるのはいかがなものか?とも思ったのですが、2016年に読んだ本のうち、自分に与えた影響の大きな本、という視点で振り返ってみました。
(それぞれの本の画像をクリックすると、アマゾンの書籍紹介のページで本の内容詳細をご覧いただくことができます)

2016年読んだ本ベスト5。

第5位 THE CURATOR’S HANDBOOK

400ページの分厚い本です。途中挫折するかと思いながらの読みはじめでしたが、終わってみれば内容の面白さに最初から最後まで通し読み。キュレーターとはなにか?という漠然とした問いかけから、実際に美術館・ギャラリーなどのスペースで展覧会をつくるための具体的な個別のノウハウ・事例・考え方が網羅されています。かといってマニュアル書ではない奥深さ。

第4位 SUPERFLAT COLLECTION

展覧会図録です。豊富な展覧会の写真がもちろんメインではあるものの、桃居オーナー広瀬一郎さんと村上隆さんによる陶芸対談をはじめ、コレクター対談、熊倉功夫先生の寄稿など、文章によるアプローチが見逃せない一冊でした。

第3位 地域を変えるミュージアム

2013年発行後すぐに購入して読んだ本。再び読み返しました。美術館・博物館のもつ力と、地域で果たすべき役割を思い起こさせてくれる本なので、たびたび引っ張り出して読んでいます。ひとくちにミュージアムによる場のデザインといっても、さまざまなアプローチがあることを、事例を通して教えてくれる本です。

第2位 南方録

南方録は、さまざまな訳本・解説本が出ています。いずれもかなりボリュームのある本が多く、どれを選んだらよいか迷っていたときに見つけたのが、これ。訳注はついていますが訳本ではなく、南方録そのままです。現代語ではないため読みにくく、正直なところ、勉強不足のわたしには何が書いてあるのか理解できないところも多々(笑)。ところがそれでも伝わってくるものがあるので不思議です。茶道稽古の実践とともに、これからも繰り返し読んでいきたい本です。

第1位 大きな羊のみつけ方 「使える」美術の話

2016年わたしに一番影響を与えた本は、宮城県美術館の教育普及担当学芸員(当時)である齋正弘先生による『「使える」美術の話』。このブログでも何回もとりあげました。

美術の使い方。

本を読む時間は移動中や、寝る前などの隙間時間が多いのですが、それでも読みたい本を読む時間は、わたしにとって大きな栄養補給になっています。

来年も嬉しい本との出会いを期待しつつ(^^)