福岡市博物館 神聖ローマ帝国ルドルフ2世の驚異の世界展

「驚異の世界展」で片桐仁。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

「驚異の世界展」で片桐仁。

「神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ2世の驚異の世界展」の続き。

主催者のひとつ西日本新聞が、展覧会イベントの講演会を募集している広告に「片桐仁」の名前を発見。即、申し込み(笑)抽選でしたが当選ハガキが届き、ニンマリ。ラーメンズのライブを観に足を運んでいたのは、もう二十年近く前!?のことですが、ひさびさに「生」片桐仁を観て、ではなくトークを楽しんできました。

アルチンボルトが大好きだという片桐仁。自らも造形活動をなさっているので、展示されている作品や描いた(創った)アーティストの「何がすごいか」「どうすごいか」を語る内容・切り口がとても面白く、なるほどと共感するものでした。

展覧会はたいてい3周するという片桐仁。1周目はイヤホンガイドを使わず、自分の感性だけで作品に向き合ってほしいという話の内容は、あまりにも普段自分が考えていることと同じで、思わず「そうそう!」と声が出そうでした。わたしはたいてい2周で、イヤホンガイドは余程の時(みうらじゅん&いとうせいこうの音声ガイドにはさすがに釣られましたが‥)でないと借りません。

現在「ギリ展」が全国巡回中の片桐仁。ご当地ネタのアイデアが集まらないと嘆いておられましたので、我こそはという方は、ぜひ下記からご応募を(^^)

片桐仁 不条理アート年度作品展 ギリ展 ご当地「作品ネタ募集企画」

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。