桐箱紐付き

その先には、新たなステージ。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

ありがたいことに、タイミングごとに「もっと勉強しなさい」「ちゃんと学びなさい」「今のままでは通用しませんよ」と言ってくださる方が現れます。そして、

その先には、新たなステージ。

独立以来20年の間に、そういうことが何度もありました。独立当初からダンナとよく「怒ってくれる人が誰もいなくなったら、お終いだと思おうね」と言っていました。実際のところ、40代になり、50代が目の前に来ても、まだ「勉強が足りない」ことばかりであることを身をもって感じています。ほんとうは自分で気づくべきことも、なかなか気づけないことが多く‥。

そして、そのことをはっきりと指摘してくださる方が、目の前に現れてくださるありがたさ。若手ならともかく、いい年をした相手に「勉強が足りません」と突きつけるのは、とてもエネルギーのいることですよね。こういうことがあるたびに頭が下がり、「指摘してよかった」と思ってもらえるよう頑張らねばと思います。

今また、学ぶべきこと・学びたいことが目の前にてんこ盛りです。自分にとって、もっとも不得手と感じていたことかもしれません。無意識に今まで後回しにしてきたことです。でも、いよいよ来たか、とも感じています。

新たなステージに進めるかどうかは自分次第。さあ、頑張ります!

 

 

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。