陶人形 藤吉憲典

パートナーさんが運んできてくださるもの。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

パートナーさんが運んできてくださるもの。

やきものやの仕事をしていくうえでお世話になっている皆さん、直接的なお取引先や仕入れ先さんはもちろん、そのほかにもいろいろな業種の方がおられます。そんな方々を勝手に「パートナー」さんと位置付けています。

今週は机の前に腰を落ち着けて仕事をする時間がとれました。そんなとき、パートナーさんからタイミングよくアポイントのメールやお電話をいただくことがしばしば。

ここ数日で花祭窯を訪ねて来てくださったのは、このところご無沙汰していた仕出しのお弁当屋さん、いつもお世話になっている桐箱屋さん、普段はこちらから訪ねていくことが多い福岡県アジアビジネスセンターのスタッフさんなどなど。

仕出し屋さんとお話をすれば、そういえばお弁当を出してのお茶会をここしばらくしていなかったと思い出し、反省。桐箱屋さんがいらっしゃったら、そういえば早めにご相談をしておくべき箱の件があったと、まとめてその場で相談。県のスタッフさんと面談をすれば、しゃべりながら自分のなかで考えがまとまっていって、すっきり。

頭の片隅に引っ掛けていることが、先方からのアプローチによって偶然的に(あるいは必然的に)課題として表面化したり、思いがけず解決したり。基本的な信頼があればこそ、ですね。パートナーの方々が運んできてくださるものをありがたく受け取ったここ数日でした。

 

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。