津屋崎陶片ミュージアム青磁抹茶碗陶片

津屋崎陶片ミュージアム~お抹茶碗!?H290303001

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

陶片ミュージアム初の、お抹茶碗!?

抹茶碗がついにきました。これまでも、もしかしたら抹茶碗の陶片を拾っていたのかもしれませんが、「これは抹茶碗でしょう!」と言えるものは、今回が初めて。

これも大きな陶片ではありませんが、高台のつくりがわかる形で残っていたので、そのような想像が働きます。好きな茶陶作家さんがつくるお抹茶碗やぐい呑みの高台は、だいたいこんな感じなんです。

津屋崎陶片ミュージアム青磁抹茶碗

津屋崎陶片ミュージアム青磁抹茶碗

津屋崎陶片ミュージアム青磁抹茶碗

津屋崎陶片ミュージアム青磁抹茶碗

青磁です。時代はわかりません。高台の小ささ、高台際の作り方などから、お抹茶碗だろうなぁ‥と考えました。というよりは、これが完品だったら、お抹茶点てていただきたいなぁ、と思ったから、と言った方が正しいでしょうか。

思わずニヤニヤしてしまう宝ものです。

 

 

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。