こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。
ロクロ、赤絵、染付(そめつけ)の線描きの様子をご紹介しました。続いては、
磁器作家・藤吉憲典の絵付(染付ダミ)。
藤吉憲典の染付の色を塗っている様子。染付の色を塗ることを、有田では「濃む(だむ)」と言っています。前回の線描きからの続き、約4分半です。絵をつけているのは定番人気の「染付波兎文蕎麦猪口(そめつけ なみうさぎもん そばちょこ)」。
呉須(ごす)と呼ばれる藍色を出す絵具の「濃淡」「筆の走り」だけでいかに表現するかが腕の見せ所です。
これまでの作陶の様子、実際の制作の順番的には次のようになります。