錦牡丹文茶碗(藤吉憲典)

磁器作家・藤吉憲典の絵付(赤絵)。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

昨日のロクロに続いて

磁器作家・藤吉憲典の絵付(赤絵)。

絵付には、生地を素焼きしたあとに釉薬をかける前に付ける「染付(そめつけ)」と、釉薬をかけて本窯焼成したあとにつける「赤絵(あかえ)」とがあるのですが、ここで紹介するのは、赤絵です。ほんの10秒ですが(笑)

赤絵のなかでも、これは「線描き」をしているところ。線描きは黒か赤でするのですが、赤絵窯に入れるまでは絵具が乾いていない=触ると滲んだり消えたりする状態のため、このように「触らないように」絵をつけています。

赤絵がぎっしり描きこんであるときは、描きながら触るところが無くなっていくので、途中で一度赤絵窯に入れて絵を定着させて=触れるようにしてから、つづきを描くということも少なくなりません。

ロクロの様子はこちら(^^)

磁器作家・藤吉憲典のロクロ。

 

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯(はなまつりがま)の内儀(おかみ)であり、Meet Me at Artを主宰するアートエデュケーターでもある、ふじゆり のブログです。