こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。
続・「英語でアート! in 福岡」
どうも、セミナー・勉強会のあとや読書のあとレポートブログをあげても、しばらくたってからまた書き足したくなることがしばしば発生。すぐには消化できなかったものを、無意識に時間をかけて整理整頓・吸収しているのかもしれません(笑)今回もそのパターン。
ということで、先日参加してきた「英語でアート」
本日は、内容について備忘メモ。
- アート市場の世界シェアは、2016年の時点で大まかに米国60%、英国20%、中国20%。
- 米国における「アートを買う習慣」の定着度合は
・ふつうの人→10万円くらいまでの作品
・裕福なアート好き→50万円くらいまでの作品
・コレクターと呼ばれる人たち→100万円単位の作品 - 米国においてアートは重要かつ当然のエデュケーションツールであり、各大学が(美術館だけでなく)ギャラリーを持っている。
- 所得格差が大きい国ほど富裕層も多く、アートコレクターも多い。
- 米国においてもギャラリーの生き残りは厳しく、「超大手」と「新興」に二極化。
- ニューヨークだけじゃない。コンセプトに合ったギャラリーがある国・地域を見極め、自作品との「共通点」から作品の観方を導くことも必要。
- 自分の言葉で、自分のこと、自分の作品のこと(コンセプト・プロセス)を語ることができることは、現代アート市場においてアーティストに必須。一般の人たちに対して専門用語無しで(日本語・英語で)わかりやすくお話しできるか?
- 米国においては、ギャラリストは「MBA(経営学修士)+MFA(美術学修士)」を持っている人が多い。
以上、「英語でアート! in 福岡」宮本由紀さんのお話より、まとめ。
しみじみ、いい時間でした(^^)