味噌仕込み

2018味噌仕込み。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

2018味噌仕込み。

ほぼ毎日、料理に味噌を使う我が家。家で仕込むのが一番!とは頭ではわかっていながら、ここ10年以上、つくることができていませんでした。

久しぶりに家族総出でガッツリ味噌づくり。大豆はお隣の宗像で農業をなさっているお友達から手配してもらい、麹はこれまたお隣の宗像にあるマルヨシ醤油さんから麦麹を調達。ほぼ地産地消が実現できて、大満足(^^)

もともと九州は麦味噌文化です。わたしは生まれが関東で、子どものころは米麹の味噌に慣れていたので、九州に引越してすぐは、若い麦味噌独特の麹臭さと甘さが苦手でした。ところが同じ麦味噌でも、1年物~2年物と熟成が進んだものだと、それが気にならず、とってもおいしいことが判明。当時、味噌をつくっていた祖母の家に行っては、新しいのを持たせてくれようとする祖母に、あえて「古い味噌」を希望していただいていたのを思い出します。

今ではすっかり九州人。麦味噌、大好きです。今回は、大豆5キロに麦麹6キロで、出来上がりは10リットルの樽に3つ。3カ月置いたら食べれるよと言われる方もありますが、夏を越すのを待って開けようと考えています。

楽しみです(^^)

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。