むなかた文化財マップ。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

むなかた文化財マップ。

お隣の宗像市教育委員会が制作発行している「むなかた文化財マップ」が秀逸だったので、いただいてきました。花祭窯の在るここ津屋崎は福津市で、宗像市ではないけれど、もともとは宗像郡津屋崎町ということで「宗像エリア」です。

宗像市と福津市は、沖ノ島(宗像市)と関連遺産群(福津市・新原奴山古墳群)が世界遺産登録されたことから、名実ともに共通の歴史遺産をもつことになりました。一市民としては、せっかくなのだからこの機会にもっと密に連携したらよいのにと思ったりもするのですが、残念ながらどうも意識に温度差があるようで…。

それはさておき、この文化財マップ。どこにどのようなものがあるのか、これまで点で学んできた情報が、一枚で俯瞰できるようになりました。地理的な関係性も一目瞭然!とても分かりやすいです。時代ごとに遺跡名が記され、文化財に指定のものにはその種別の表記もあり。

地域の歴史や文化の話をお聞きしたり学んだりする機会のたびに、この「むなかた文化財マップ」に示された地域のつながりの強さを感じていましたが、市の境界線は人がかってに定めたものだということを、あらためて考えさせられました。

「むなかた文化財マップ」は、宗像市の「海の道むなかた館」や、福津市「カメリアステージ歴史資料館」で手に入れることができます。