読書『ハリー・ポッターと賢者の石』(静山社)

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書『ハリー・ポッターと賢者の石』(静山社)

ご存知、J・K・ローリングのハリー・ポッターシリーズ。「いまごろ!?」という声が聞こえてきそうです(笑)。小説が出て超ベストセラーになり、映画化され、の同時代を生きてきたのですが、映画は観に行っておらず、本をちゃんと読むのも初めてでした。

図書館の文庫の棚にシリーズずらりと並んでいるのを発見し、思わず手に取りました。ハードカバーの時は分厚く感じた小説も、文庫本化されると手に取りやすさ、読みやすさにつながるのがありがたいですね。ちなみに『賢者の石』は2冊に分冊されていました。

息子に釣られてDVDで観ていたので、大まかなストーリーは知っていました。小説を先に読んでいると、自分のイメージする映像とのズレに不満が募ることがありますが、逆でしたので、さほど気にならず。主人公ハリーはもちろん、彼を取り巻く主要キャストは、DVDのイメージそのままで脳内再生。

DVDを繰り返し見て、細かい描写まで頭に入っている息子は、本と映像のどこがどう違ったかという「間違い探し」をするのが楽しかったようで、わたしが借りてきた本をわたしより先に読み終わり、シリーズの続きを図書館で借りてきました。思いがけず、小説版への扉を開くことになったようです。

著者のJ・K・ローリングは、わたしより4年早く生まれていました。ほぼ同世代。小説を読んで、あらためて彼女の生み出した世界の面白さに浸りました。文庫シリーズ7巻全11冊。制覇したいと思います。