こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
テイクオフパーティーで獺祭社長のお話―令和8年度福岡県ジャンププログラム。
昨年度お世話になった、福岡県の中小企業振興施策のひとつ「サッシン・ベース」プログラム。今年度はもういいかなと思っていたのですが、ひとつ検討すべき案件が出てきたところに、タイミングよく、パワーアップしたプログラムをご案内いただきました。プログラム内容に釣られて申し込み、無事審査に通り、参加決定。昨日はそのテイクオフパーティーでした。メインイベントである、株式会社獺祭(だっさい)の代表取締役社長であり4代目蔵元である桜井一宏氏の講演を目当てに出かけて参りました。
以下備忘。
- 「絞り込み」「見える化」「市場を広く持つ」「脱希少価値戦略」「徐々に変化」
- 見える化:杜氏の「経験」とか「勘」とか(いわばブラックボックスの中にあるノウハウ)を、いかに見えるようにするか。
- (量ではなく)質の見える化。
- 数値化することによって見える化→「人の手」をかけることが必要であることが見えてきた(例:米を洗うのも洗米機を使うよりも人の手で洗う方が良いものができる)→日本で一番製造人員が多い蔵元に。
- 「人の手」による微調整こそが、もっとも合理的。
- 分解していくことによって「人の手」による作業の価値が見えてきた。
- 市場を広く持つ。東京→山口への(ブランド価値の)逆輸入。この経験があったからこそ、NY→日本への逆輸入。
- 脱・希少価値によって、たくさんの人に幸せを届ける。
- 小仕込み=回数多く仕込むことができる。
→たくさん普及させることができる。
→少しづつ改良やテストができて、バージョンアップにつながる。 - 高品質・高価値市場での勝負。
- タイミング。
令和8年度 アトツギ・サッシン伴走支援プログラム 「アトツギ・サッシン テイクオフパーティー」での講演より
実のところ、獺祭さん(旧 旭酒造さん)の成功ストーリーは有名ですし、あちらこちらで目にしたり耳にしたりする機会がありましたので、どのような取り組みをなさっているのか、なんとなく知っている気でいました。が、社長ご本人の口から聞くと、見えてくるものがまったく違うものですね。期待していた以上に面白いお話を聞くことができて、大満足の講演でした。
