読書『デヴィッド・ボウイ インタビューズ』(シンコーミュージック・エンタテイメント)

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書『デヴィッド・ボウイ インタビューズ』(シンコーミュージック・エンタテイメント)

日常的に、仕事上の資料探しに図書館を使っています。書籍タイトルがはっきりしているものでなく、「こんな感じの内容」とジャンルで探すときは、やっぱりネットではなく本屋さんなり図書館なりで、書架の前をウロウロ探すのが性に合っています。なにより、楽しい。

我が家から近い順に、カメリア図書館、福津市図書館、未来屋書店。その先は博多に出て大型書店。徒歩・自転車圏内のカメリア図書館は、わたしにとって「まず、ここに行ってみる」場所です。

今回探していたのは、実は歌舞伎関係の本でした。「芸能関係」というとってもざっくりした分類の棚を眺めていたところ、目に留まったのが本書『デヴィッド・ボウイ インタビューズ』。思いがけず見つけてしまいました。

デヴィッド・ボウイの音楽に出会ったのは、中学2年生の時。80年代の「レッツ・ダンス」から、70年代、デビュー期へとさかのぼってレコードを聴いたのを思い出します。ラジオと深夜のMTVで追いかけ、ロンドンに行ったときにはマダム・タッソーで蝋人形のデヴィッドと一緒に写真を撮り(笑)

その音楽とパフォーマンスのカッコ良さに惹かれていたものの、「文字で彼を知る」機会は、これまであまりありませんでした。特に亡くなった後にたくさんの本が出ていることは知っていましたが、今回初めて手に取りました。

読み応えがあります。写真一切無しで650ページに及ぶ、折々の言葉。文字を目で追いつつ、音とビジュアルを脳内再生しつつ、楽しみました。