西麻布桃居さんでの藤吉憲典陶展、ご来場&オンラインでのご参加、誠にありがとうございました!

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

西麻布桃居さんでの藤吉憲典陶展、ご来場&オンラインでのご参加、誠にありがとうございました!

会期最終日にかけて二日間、桃居さんにわたし・ふじゆりも在廊してまいりました。藤吉の個展の際には、作家本人が在廊日を設けるのはもちろんのこと、わたしもできるだけギャラリーにおじゃまするようにしています。ここ何回か、桃居さんでの個展のタイミングで伺うことが出来ずにおりましたが、今回久しぶりに在廊することが出来ました。

まずは会期中に桃居さんにご来場くださいました皆さま、オンラインでご参加くださいました皆さま、誠にありがとうございました。おかげさまで、無事会期を終了いたしました。今回は「酒器」に絞り込んでいましたので、偏った品揃えとなりましたが、そのかたよりのなかだからこそ、より際立った藤吉憲典の世界観を楽しんでいただけたのではないかと思います。

わたしがおじゃました会期終盤は、お客さまのペースもゆっくりです。おかげさまで、桃居さんの常連さんと、たくさんお話することが出来ました。わたしの勝手な印象ではありますが、桃居さんにいらっしゃるお客さまは、老若男女によらず自分自身の確固たる美意識をお持ちの方が多く、お話をしていてとても深く楽しいのです。これは、オーナー広瀬さんのお人柄によるものと思われます。

二日間だけの滞在ではありましたが、器の話、伝統工芸の話、美術の話はもちろん、そこから広がる経済の話、政治の話、生き方、宗教観、社会課題とさまざまな話題を共有することが出来ました。皆さんのお仕事や専門分野のお話を伺うのも、世界が広がり勉強になります。「藤吉憲典陶展」に足を運んでくださった方々と、そのようなお話が出来るのは、とてもありがたいことです。広瀬さんが桃居さんをオープンなさって36年ということで、これまでに培ってこられてものの大きさを、あらためて感じた滞在となりました。

桃居さんでの藤吉憲典の個展は、また二年後の予定です。次回はどのような展示になるのか、楽しみにしていただけると幸いです。